2024.03.14 マムシのミイラ | 交々ブログ

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日々の出来事、気になるニュースなどを綴ります。



 今日の日記(ブログ)は、
気持ちの悪いネタなので、
気の弱い人などは、
気を付けて、ください。



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 最初に、
「マムシ」に付いて書いておく。

 「マムシ」は、
・日本の、
  本州、北海道、九州、四国に棲む、
   毒を持った蛇(へび)で、
・長くても、60cmほどの体長で、
  体長の割には、胴体は太く、
・頭が、三角形に近い形をしており、
・胴体に、銭形の模様を持っていて、
他の蛇とは、判別が、出来る。


 なお、
噛まれると、
・噛まれた場所に、痛みが出たり、
・かなりの範囲に、
  腫れや痛みが広がったり、
   皮膚が、紫色になったり、
する。


 しかし、
それよりも怖いのは、毒で、
噛まれると、
・出血は、少ないけど、
・血液の中の、血小板が固まり、
  止血作用が弱まったり、
・急性の腎臓障害が起き、
  死に至る、場合も有り、
・急性肺障害が起き、
  呼吸不全に陥る、
   ことも有る、
など、
怖い蛇、である。

 以上、参考まで。

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 さて、
かみさんが、
”去年は、野菜ごとに、
  細かなネットを張ってもらって、
   蝶々が、卵を産めなくて、
  青虫が、キャベツや白菜を、
   食べることが無くて、
  良い、キャベツや白菜が、
   たくさん穫れた。”
”今年は、
  畑の天井ネットの下に、
   目の細かいネットを、
    張ってほしい。”
”そうすると、蝶々や蛾が入れないので、
  畑全体の野菜を、守れるから。”
と言う。

 なお、
畑の、サル除け囲いの側面は、
ワイヤーメッシュを立てて、
細かな目のビニール網を張ってるので、
天井にも張れば、
完全に、畑を囲う、
ことになる。





 それを聞いた私は、
”細かな目のネットを全体に張ると、
  ハチとかも入れないから、
   受粉は、支障が起きないのかな?”
と思ったけど、
野菜作りのプロが言うことだから、
間違いは、無いだろう。



 そんなわけで、
農作業小屋の、ロフトに保管している、
漁師の網元さんに貰った、
底引き網を張ることにし、
下に降ろして、
芝生の上に、広げてみた。

 どれくらいの広さの網か、
確認する為だ。





 すると、
網に、木の枝のようなものが、
絡まっている。

 それを観た私は、
”やれやれ、
  菊芋の枝木が、絡まってるのか?”
と思って、取り除こうとした。

 しかし、
よく見ると、何か、変だ。

”蛇や。
 それも、マムシや。”
”マムシが、網に入り、
  網目に絡まって、抜けなくなり、
 死んで、干乾びて、
  ミイラになったんやなあ。”
”気持ち、悪ーーー。”

 我が家や離れは、山の際に有り、
マムシや動物は、普通に居るから、
私は、今までに、
マムシを、何十匹も、殺しているが、
こんな形での、マムシとの遭遇は、
初めてのこと、だ。

 ああ、気持ち悪い。









 それにしても、
死んでて、良かった。

 もっと暖かい時期に、
ネットを降ろそうとしたら、
噛まれていたかも知れない、
からね。

 ああ、良かったよう。



 そんなこんなで、
自然の近くで生きることは、
良いことばかりではなく、
危険も有る、
と言う、例である。

 やれやれ。