2022/1/16 参拝ブログ

越木岩神社

(兵庫県西宮市甑岩町)



蛭子大神
ワカヒメ様を思い境内を歩きます🚶



3歳から廣田のカナサキ様夫妻のもとで
育てられたワカヒメ様。

カナサキ様より多くを学びます。



その一つが和歌。



以前、本住吉神社のところで紹介させて
頂いたように、

カナサキ様は和歌で荒れた海を静めるほどの
和歌の名人。



ナカキヨノ  トヲノネフリノ  ミナメサメ
ナミノリフネノ  ヲトノヨキカナ

長き夜の 遠の眠りの 皆目覚め 
波乗り船の 音の良きかな


今も宝船に描かれ伝えられるカナサキ様の歌


上から読んでも下から読んでも同じになる
回り歌。

回り歌はそれだけで完結するため、
返すことのできない歌とされています。




ワカヒメ様もまた、回り歌を読まれています。


キシイコソ   ツマオミキワニ    コトノネノ
トコニワキミオ   マツソコイシキ


(訳、解釈)
キシイクニ(今の和歌山県)においで下さい。
私を妻として傍において下さい。
琴を弾いてお聞かせしたいと、独り寝の床で
あなたを恋しく想っております。



そうです、想いを寄せる方への歌を。

相手に答えさせない回り歌。
自分はこれは相手を困らせるためでなく、

答えがなくても構わない、
というワカヒメ様の優しさのように思います。
(高等テクニックを用いた潔い一途なお気持ちの表れ、優しさ😌)


そのお相手は、アチヒコ様こと、
オモイカネ様。

古事記でも、天の岩戸隠れの際にご尽力されたアマテルカミの重臣となる方。

お二人は晴れて結婚します✨



和歌三神
玉津島明神、住吉明神、柿本人麻呂。

諸説ありますが、

ホツマツタヱからすると、
玉津島明神は、ワカヒメ様。
住吉明神は、カナサキ様。

今の時代にも和歌三神と呼ばれる
由縁のお話の一つでした。




甑岩から、さらに奥に進んでいきます🐾


境内一帯の木々は、
兵庫県の天然記念物に指定されています🌳🌳

自分はこの甑岩のすぐ横にいる木々が
とても好きです。



うねるような太い幹。
力強さを感じます💪


そして、
漂うというのか、
纏うというのか、
木々のご神気。

張つめるというより大きく包まれる感じ✨

※個人の感想です😅


雨乞社。


少し開けた場所からの景色。
(雲ってたのが残念💦)


北の磐座。


越木岩神社を歩く時も、
自分の近況を報告します😌


ただ自分の日常の近況報告ではなく、
神社での近況報告。


神社で自分が見たこと、感じたこと、
そんなことを振り返り報告しています。


○○神社でこういった神様に
ご挨拶できました。

とか、


先日の長田神社での偶然、えびす例祭のタイミングに参拝できて嬉しかったことなども。




そして、この日は、
翌週に淡路島に行く予定だったので、
伊弉諾神宮やおのころ島神社にお伺いする
報告も兼ねてました。


甑岩、右側に稲荷社が2つ。

白玉稲荷、
大崎稲荷。



伊勢遥拝所。


最後にもう一度ご挨拶🙏


この日も気持ちをしっかりリセットできました。

感謝。




拝殿側に戻る途中の木々の説明書き。

甑岩近くの自分の好きな木が、
ヒメユズリハ、というのを知りました。


拝殿に戻ると御祈祷がはじまりました。


女性の方のとても綺麗なお声の祝詞。


社務所で御朱印を待ちながら、
その祝詞をありがたく静かに聞いていました。


神社にまで来て、「限定」への弱さ発揮😅

せっかくこのタイミングに来たご縁、
ということで頂いて帰ってきました💨



越木岩神社、御朱印。

越木岩神社と甑岩。

名前の由来、

当時の村人達が、

御神体の神様と同じ名前は畏れ多い

と木々の向こうに磐座があることから、
神様を敬うためにあえて名前を変えた、
とか。


素敵な神社

また来ます😌


帰路、JR摂津本山駅からの夕焼け。


立春大吉札✨

無病息災・平穏無事を祈って
玄関に貼ってます。

妻は、華丸大吉さんを呼ぶような感じで、
立春大吉と読んでいますが💦


まだまだ寒いですが、
そんな妻と、すぐそこまで来ている春を
楽しみに待ちたいと思います🐾





お読み頂きありがとうございます。