2022/1/16 参拝ブログ

越木岩神社

(兵庫県西宮市甑岩町)




越木岩神社、

拝殿の横を抜けると



「甑岩大神」の鳥居。


向かって正面に
岩社。


岩社前の狛犬さん。
凛々しい✨


この後ろに大きな磐座。

見上げる形になるからか、
いつもこちらからの写真は、

光で見えません😅
(後ほどゆっくり御神体の磐座をまわります)




岩社の左手、
六甲山社。


その裏手の道を進むと
水神社
甑不動明王。


いつも磐座をまわる前に
ご挨拶させて頂きます🙏


普段、お寺事にはなかなか足を運ばない
私ですが、
こちらはいつも手を合わせます。


甑岩を参拝してまわるのに
難が無いよう祓っていただけるような
気がしています。

と同時に心の乱れや、不純な者でないか
も見られている気がします。

※個人の感想です😅


水神社。


神水六訓。
この越木岩神社で知りました☝️
(他の神社でもあるようですね)

いつも読んで内に染み込ませます😌

一、水は尊し 

水無くんば成らず育たず 
心ある者その加減を知り
水を大切にせよ 


二、水は美し 

冷熱に応じて 
虹と化して氷と変り水晶となる 


三、水は清し 

常に味いて飽きず 
汚穢を洗い清める


 四、水は強し 

いかなる障害にも屈せず 
自ら進みて 天を成し 地を動かす

 
五、水は恐し 

人を呑み船を覆し
山野を汲して 地表をも変貌す 


六、水は深し 

その源神に発し 大自然の道を示し
波瀾曲折の人生を思わしむ


これを読みながら、いつも、
阪神淡路大震災の時、柿本神社の湧水
「亀の水」を汲みに並んだことを思い出します。

生活に水が当たり前にある幸せ、
自然に、今の環境に、
あらためて感謝を。



それでは、御神体 甑岩へ🐾


いつも時計まわりにまわります🚶

御神体は
周囲約40m・高さ10mの花崗岩の磐座。

ぐるりと一周まわっていきます。


イザナキ、イザナミ様のお子様
ワカヒメ様こと、ヒルコ様。

前回書いたようなことから

エヒス(兄姫子、長姉)であることをつつしみて

ヒルコ宮(西宮神社)で成長します。



アマテル様、ツキヨミ様が生まれた後、
イザナキ様、イザナミ様の
ヲエクマの時期が過ぎたので、

イザナキ、イザナミ様の元へ。
その頃住まわれていたキシイクニ(和歌山県)
に戻ります。

(生田神社などで、アマテル様の妹とされる
のはこのためのようです)


3歳から12歳まで実の親元から離れる
というのは、いろいろ想うことあったでしょうね。
当然、育てられたカナサキ様、エシナズ様
ご夫婦も。


そして、晩年もこちら西宮で
過ごされていることから、

ホツマツタヱを知る方の中では、

こちらの磐座は、ワカヒメ様が
最期、亡くなられた際に入られた磐座だ

という説があります。


いつかの六甲比女神社のブログでも書きました
ホツマツタヱ28アヤの一説。

アマテルカミ様の亡くなる前のお言葉。

※カタカナ五七調がホツマツタヱ
  (訳、解釈)


マタキサキ  ヒロタニユキテ
(また、后のセオリツ姫の御魂は廣田の宮に行って)

ワカヒメト  トモニヰココロ
(ワカ姫の御魂と共に、この国の妻たちを)

マモルベシ   ワレハトヨケト
(見守りましょう。吾はトヨケ神と共に)

ヲセオモル   ヰセノミチナリ
(夫たちを見守ります。それが吾と姫の役目です)





廣田神社と六甲山の間にある
こちら、甑岩。

真実は、どうなんでしょうか😃

ただ、昔から、
安産や子授かりのご利益がある、として
崇敬されてきたようです。

女性をお守りくださる神様なのは
間違いないのかもしれませんね✨


昔、そんな御神体を切り出そうとした
ふとどき者がいます😰

その話が神社や西宮の民話に残っています🐾

大阪城修築の為、石切職人達を連れて役人が
村人が制すのを押しきり、甑岩を石工が割ろうとした時、

石の割れ目から白煙が立ち、
それは色を変えながら熱気となり吹き出し、
石切職人達は手足をふるわせ、苦しみもだえ、斜面を転がり落ち作業を断念した、

との伝説。

いやいや、ようそんなバチ当たりなことを🤯


徳川氏の大阪城修築(1620年〜1628年)の際
刻まれた池田長幸(備中松山城主)の家紋。

今の社殿が建てられたのが1656年。

こんなことがあったので、
もとの氏子さんや村人の願いから、
あらためて、祀りなおしたのかもしれませんね🙄


磐座の右側から、
さらに奥に。

天然記念物の木々、そして北の磐座へ。



もう1回、続きます。