前回のブログ『④『心』も原因…その4 メッセージ』の、元ジャパネットたかたの社長高田明さんのメッセージは、僕が目指している『認知症にならない生き方』という観点からも、とても考えさせられる言葉だと思いました。
もしご覧になられていないようでしたら、是非見てみて下さい。(上のリンクから)
今回はその中のひとつ、『未来』について考えてみます。
動画の中で高田さんは『株価』の例えを挙げて、『未来の事は誰にも分からない』、『自分が変えられない事に影響されてはいけない』と言っています。
僕もその通りだと思います。
ただ一つだけ補足をすると、『自分で決めない未来の事は分からない』けれど、『自分の欲しい未来を決める』事はできるのではないでしょうか?
例えば手前みそになりますが、僕は今『認知症で苦しむ人を"0"にする』という人生の目的を定めました。
そしてその為の一つの行動として、このブログでの発信を始めました。
これというのは、『認知症で苦しむ人を"0"にできる』という事とは違います。
『できる』『できない』の前に、まず『やりたい!』『やる!』と決めたという事です。
するとそれは、自分を軸とした『選択』となり、『自分では分からない未来』でも、『自分ではどうにも変えられない未来』でもなくなります。
そして自分が欲しい未来の形をどうやって創っていくか?という意識が働くと思います。
うまくいかない時に『誰かのせい』や『環境のせい』にして不満を口にするような事も、なくなるのではないでしょうか?
そして人は何か目標を持ったりする時には、ワクワクし内なる力を感じるでしょう。
そのような生き方は、認知症にならないために『心』をいつまでも元気にする事につながるのだと思います。
その欲しい未来に『大きい』『小さい』は関係ありません。
もしあなたに今『欲しい未来』がなかったとしたら、どんな事でもいいので創ってみませんか!
そしてそれは認知症を発症されている場合でも、より一層大切な事になります。
なぜなら認知機能を改善させていったとして、その先に『何の生きがいもやりたい事もない!』となってしまったら、恐らく近い将来にまた認知機能が衰え周辺症状が発生してくる事になるのではないでしょうか。
それほど『生きるための力』というのは、健康や精神面において大きな影響を与えるものとなります。
イメージをしてみて下さい。
あなたが『欲しい未来』をつかんでいる時、どんな感情が湧いてきますか?
認知症のご家族の認知機能が改善し、何かやりたい事をやれるようになった時、そのご家族は、あなたはどんな感情が湧いていると思いますか?
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