こんにちは、

 

 

ふみかです(*´ω`*)

 

 

3人子どもがいます。

 

長女はもう高校1年生なので、

「子ども」という感じはしませんね~。

 

次いで

長男小6

次男5歳

 

です。

 

育児を通して、

保育園ってありがたい!と感じ、

約10年前、保育士免許を取得し、

途中次男が生まれましたが、

以来、保育園でパート勤めをしています。

 

発達を大事にしている園に

務めることができて、

目からウロコの日々でした。

 

発達ってすごい!

赤ちゃんってすごい!

いや~、もっと早くに

知りたかった!!!

 

ということばかりでした。

 

 

その一番は、

 

はいはいってめちゃくちゃ大事!!

 

ってことです。

 

 

ただ、

這えばいいわけではないのですよ。

これが!

 

もうね、超奥深いわけです。

その中には「育ち」がぎゅぎゅぎゅっっと

詰まっているんです!

 

 

食べること

言葉を発すること

見る力

認識する力

考える力

掴むこと

摘まむこと

掴んだものを離すこと

手が自由に使えること

座ること

座ったときの姿勢が保てること

立ち上がり

歩くこと

走ること

バランスをとること

頭の形

自由に身体が使えること

服を着ること脱ぐこと

お片付け

食事をちゃんととれること

仲間と遊べること

柔軟に考えられること

自ら考え動くこと

相手に思いを伝えること

相手の思いを聞くこと

話し合いをすること

好奇心

チャレンジする気持ち

立ち直る力

根気強さ

我慢する力

柔軟な心

 

あげてればきりがない、

人として生活するために、

しっかり築いてほしいと

親ならば

我が子に望むことばかりです。

 

豊かな人生の土台となる部分、

それが「這う」ということに

いっぱい詰まっているんです。

 

なので、

赤ちゃんには

充分に這えるようにしてあげてほしい!

 

 

寝返りしないから・・・

うつ伏せを嫌がるから・・・

座った方が遊べるから・・・

座るとご機嫌だから・・・

座って遊んでくれた方が

家事がはかどるし、ラクだから・・・

抱っこ紐が便利だから・・・

床に下すと泣くから・・・

 

泣いてまでうつ伏せとか

はいはいとか

しなくてもいいか・・・

いいのか・・・?

検診で聞いても問題視されないし、

どうしたらいいかわからないから

いいか・・・

座れるようになったからいいか・・・。

 

 

 

長女の時、

そんなことしか頭になかった私。

 

過去の自分に、

教えてあげたい!!!

 

 

赤ちゃんが

うつ伏せを嫌がるには

訳があるんだということを!

 

その訳に気づいて!!私!

 

 

気づきの第一歩、

 

赤ちゃん、

背中と首、硬くないですか?

動かしにくい様子

ありませんか?

 

 

って聞かれても、

実際、我が子しか見ていないと

分からないよね。

 

そう、分からないんです。

他の赤ちゃんと比べたり、

触ってみないと、

硬さがどんなものか分からない・・・。

 

 

なので、

そのサイン

硬さの現れかもよ?

というのを書いていきたいと思います。

 

 

 

では、次回に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは

 

 

ふみかです(*´ω`*)

 

 

今日は、

非対称性緊張性頸反射

です。

 

 

この反射が残存していると

組体操が難しくなるそうです。

 

 

なぜなら、

四つ這い姿勢で右や左を向くと

片方の腕の力が抜けちゃうから。

 

誰かが背中の上に乗った状態で、

うっかり首を左右に向けてしまい、

体勢が崩れてしまえば、

上の子が落ちたりして危険ですよね。

こういう子が増えてきていることが、

運動会から組体操が消えていっている

一因にもなっているようです。

 

 

どんな反射かというと

 

 

視知覚(ビジョン)・協調運動の発達を促す育児支援

― 寝返り・ハイハイの重要性を考えよう

発達外来の子どもから見えてくる胎児姿勢・新生児ケアの重要性

一般社団法人 ここからだ

参照

 

 

胎児がお母さんの産道を

通る時に必要な反射で、

 

首(顔)が左を向くと

左上下肢が伸展・右上下肢が屈曲、

 

首(顔)が右を向くと

右上下肢が伸展・左上下肢が屈曲

 

 

生後半年もすると消えるが、

長期にわたり保持していると、

頭と目と手が決まった方向への

一致した動きしかできず、

身体の正中線を超えて、

左右両方を協働させて

動かすことが困難になる。

左右対称の図形の理解や

描写も難しくなる。

 

眼球が頭の動きから

独立していないので、

眼球運動が阻害され、

また、

読書の時に頭も動かしてしまい、

読書効率が低下する。

 

他にも、

保持していると困難になるものは、

 

距離感の認識

バランス感覚

利き手の確立

板書

キャッチボール

リコーダー

 

などなど、沢山…。

 

大人は

これらに加え、

慢性の肩こりや首の問題を

抱えるとのことです。

 

 

運動会の花形の組体操。

うちの子たちの通う小学校でも

長女が高学年の時には縮小され、

長男が5年生の時にはもう

無くなっていました。

年々練習時間が

短くなってきているとか、

子どもの体力の低下

という話もありますが、

体力以前に

原始反射の残存を

抱えたままの子が

増えていってるんじゃないかと

思います。

親としては我が子の組体操

見たいですけど、

確かに危なっかしいだろうなとも

思います。

 

 

 

 

 

こんにちは 

 

ふみかです。(*´ω`*)

 

 

今日は

対称性緊張性頸反射

です。

 

まずは、

どんな反射なのか?

 

視知覚(ビジョン)・協調運動の発達を促す育児支援

 ― 寝返り・ハイハイの重要性を考えよう

一般社団法人 ここからだ

参照

 

 

対称緊張性頸反射は、

 

緊張性迷路反射の

活性・抑制を経て起こる反射

とも考えられているようです。

おおよそ生後6か月頃から出現します。

 

赤ちゃんが、

初めて重力に逆らって

腹這いから四つ這いへと

姿勢を変えていくときに

必要な反射です。

 

頭を起こすと腰が沈んで

臀部がくるぶしについてしまい

前進できない。

 

頭を下げると

腕が曲がり、臀部が上がってしまい

前進できない。

 

と、

その場から動けなくなることが

あります。

 

このとき、赤ちゃんは、

四つ這いの格好で縦に揺れる

ロッキングという動作をしますが、

これは、対称性緊張性頸反射の

この二つの反射が統合されるのに

必要な動きです。

 

また、

 

頭の上げ下げは、

視界が変わり、

遠方視・近方視を促す。

 

残存したまま大きくなると、

授業中の姿勢が悪くなったり、

黒板の文字を書き写すのが

大変だったり、

猫背になったり、

猿のような歩き方になったり、

(肩を丸めて前かがみ)

手と目の協調運動がうまくいかなかったり

姿勢や視機能にも

関わっています。

 

 

 

ううむ、

対称性緊張性頸反射…

ネーミングがまたもや難解(;´Д`)

 

首の筋緊張により、

身体に左右対称な運動反応を

引き起こす

 

ことなのかしら。

 

 

 

 

この反射を知り、

ああ、もしかして、

この反射が残っていたから

なのかもしれないと思ったのは、

 

雑巾がけです。

 

私、小学生の頃、

好きじゃなかったんです。

この拭き方が

 

 

雑巾を手全体で抑えながら

体重を乗せ、

腕で支えながら、

顔を上げて前を見て、

お尻を上げて、

足で床を左右交互に

蹴り進むヤツです。

走りがけとでもいいましょうか。 

 

 

これが苦手だったので

雑巾を手全体で抑えながら

体重を乗せ、

腕で支えながら、

顔を上げて前を見て、

 

までは同じだけども

 

かえる跳びのように

ぴょんぴょん跳び進みながら

拭くというやり方をしていました。

 

 

走り掛けの態勢を

維持するのがキツかった

ように思います。

 

今はできるけど、

できればやりたくないし。

雑巾がけは、

筋力も必要だし、

複雑な全身運動なんですよね。

 

 

 

長男も雑巾がけが苦手で、

走り掛けを始めても、

長くはできなくて、

あっという間に

腰とお尻がぺしゃんと下がって、

腕も前方に伸びてしまいます。

 

そう、この写真の子のように。

 

 

長男は小学校1年生から

5年生まで週3日剣道を習っていて

毎回雑巾がけがあったのです。

 

自分が子どもの頃

雑巾がけが苦手だったこと

なんてケローンと忘れていた私。

 

長男のぞうきんがけを見て、

なんでそうなんだろう???って

思っていました。

腕のロックができてないの?

とか

気合が足りないのか?

とか

動作的にコントロールできるもの!

と思っていたので、

できないというより

「やらない」んだと思っていましたよね。

 

だから、

「ちゃんとやりなよ!」と

声をかけていましたよね・・・。

 

 

 

なんとか最後まで

走りぶきでやりきれるように

なったのは、

5年生になってからでした。

 

 

 

長男の雑巾のかけ方には、

訳があったんだなぁと

思いました。

 

 

 

 

 

 

こんにちは

 

ふみかです。(*´ω`*)

 

今日は、前回に引き続き

緊張性迷路反射(TLR)です。

 

 

反射についての説明は、

前回をお読みくださいませ。

 

 

 

私、仕事が保育園保育士なのですが、

職場のベテランの保育者さんが

口をそろえて、

 

「背中が硬くて、身体が大変そうな

赤ちゃんが増えている」

 

と言います。

 

そうなってしまう要因は

限定できませんが、

 

この緊張性迷路反射も

要因の一つなんじゃないかなぁ

と思うのです。個人的に。

 

 

 

視知覚(ビジョン)・協調運動の発達を促す育児支援

― 寝返り・ハイハイの重要性を考えよう』

 

の、緊張性迷路反射についての

記述の中から、

これは大事だなぁと思うところを

抜粋します。

 

 

 

ヒトは屈筋優位

(屈筋60%・伸筋40%)であり、

エビ反り

(イナバウワーといわれる姿勢)が

長時間続くと、座位は安定しない。

反屈位などの胎勢異常や、

生後早期からの縦抱きは、

伸筋優位になりがちで、

輻輳眼球運動と

自動的な両眼視の

調整機能(遠方⇔近方)を

妨げることになる。

 

 

 

近年、抱っこひもの主流は

縦抱きですよね。

私も末っ子の次男が

赤ちゃんの時に使いました。

腰と背中が、

おんぶ紐やスリングより断然ラク!

凄く助かりました。

 

 

お散歩に出る時も

抱っこひもで抱っこして

話しかければ、

こちらに顔を向ける次男を見て

かわいなぁぁぁ~~~って

思ってました。

ラクなのでつい、

抱っこ紐で抱っこしている時間が

長くなりがちでした。

 

 

けど、

その状態って、

次男からすると

こちらを見上げているわけで、

首が後ろに反って頭が下がっている

んですよね。

 

 

そして、

次男もそうでしたが、

 

こういう縦抱っこをされている

赤ちゃんは、だいたいみんな

腕と足が下に下がりがち

なんです。

腕は下に下がり、

足はぴんぴんしていたり。

 

 

おんぶ紐だと、

手に届くものを掴むとか

足に当たるものを蹴るとか

手におもちゃを持って

振り回すとか、

結構動くんですよね。

そんなことまで!ってことが

あったりします。

 

けど、

縦抱き抱っこ紐だと、

手足をあんまり動かさないんですよね。

 

居心地の良さもあるでしょうが

これって、

後方TLRの四肢の伸展

もあるのではないかなと

思います。個人的に。

 

 

縦抱きになっている時、

赤ちゃんは、発達途上なので、

自分の頭の重さを

首や背中の筋肉を緊張させて

支えています。

縦抱きが長時間続くということは、

 

赤ちゃんの首や背中の

緊張状態が長く続くため、

赤ちゃんの首や背中が

がちがちに固まってしまう

ことになりますよね。

 

更に、

 

頭が後方に下がっている状態が続けば、

身体が反り、

四肢が伸びてしまうような、

アンバランスな筋緊張を

身体に教え込むこと

なってしまいます。

 

 

 

私、仕事が保育園の保育士を

していますが、

赤ちゃん組に入ってくる赤ちゃんで、

それまで専ら縦抱きで過ごしてきた

赤ちゃんは、

生後7か月や8ヶ月でも、

床に腹ばいにすると、

身体が反ってしまい

足が床に着かない、

脇が閉まらず

肘で身体を支えない、

腕が肩より上に上がりにくい、

首が左右にあまり動かない、

など、

月齢のわりに

身体が不自由そうです。

 

反りが強いと

常に力が入っているし、

床との接地面も少なく、

コテンと脱力もできず、

遊びが長く続きません。

横抱きにされるのも

嫌がったりします。

 

生後7か月8ヶ月というと、

旋回やずり這いで、

おもちゃを介して人と遊ぶのが

楽しいと感じられる月齢ですが、

それどころではない状態

の赤ちゃんが多いなぁと

感じます。

逆に

発達が早すぎる赤ちゃんも

身体が硬いことが多いです。

身体が硬くて、その動きに意図が

感じられないような印象です。

 

 

 

縦抱きの抱っこひもが

良くないのではなく、

長時間縦抱きが続くことは、

抱っこでもおんぶでも

赤ちゃんには負担です。

大人には都合がいい

かもしれませんが・・・。

ええ、完全に自戒です。

 

 

赤ちゃんが重力に対して、

横向き姿勢の時期は、

横向き姿勢でいられる方が

自然だし、

その時期が充実している方が、

その後の育ちも充実するんですよね。

 

 

 

もし、長い時間縦抱っこが

続いたようなときは、

赤ちゃんを降ろした後に、

身体を触ったり、マッサージしたり、

丸く抱っこしてあげたりして、

ゆったりと身体を緩められるような

心地よいと感じる時間を

持ってほしいなと思います。

 

お母さんも

抱っこやおんぶで

身体がつらい時期ですよね。

赤ちゃんと一緒に

身体を緩められるといいですよね。

 

 

金魚体操、おすすめです。

 

お母さんは正座で、

赤ちゃんの足裏が

お母さんの膝の方へ向くように

赤ちゃんを仰向けに寝せます。

赤ちゃんの頭からつま先までを

まっすぐにします。

赤ちゃんの両足首を

あ母さんが両手で下から持ち、

床から15センチほど持ち上げます。

赤ちゃんの膝が曲がらないように。

そして、左右に揺らします。

この時、

足首を持つ手は、

赤ちゃんの頭の天辺に向けて

押す方向にも力を加えます。

頭や顎が上に動かない程度の力で。

押しながら左右に動かします。

赤ちゃんの身体を

水の入った袋だとすると、

水全体を揺らすイメージです。

この時、身体がまっすぐじゃないと

頭の先まで揺れないので、

身体はまっすぐにね。

 

赤ちゃんと視線を合わせ、

金魚の童謡を歌いながら

楽しく揺らしてみて下さいね。

お母さんも

お父さんにやってもらうと

身体が緩みますよ(*´ω`*)

 

金魚体操は、

内臓も動くので、

便秘がちな赤ちゃんにもよいです。

 

 

 

 

 

こんにちは

 

ふみかです。

 

 

今日は

緊張性迷路反射

(TLR:Tonic Labyrinhtine Reflex)

です。

 

 

緊張性迷路?

 

 

言葉がピンときませんよね。

 

「迷路」とは

耳の内耳の器官で、

前庭感覚(平衡感覚)を

感知しているところです。

 

その内耳にある迷路が

刺激されて全身の緊張分布に

変化を及ぼすものです。

 

この反射が活性するのは

空間における身体の位置が

変化したときです。

 

生後数週間、この反射があることで、

屈筋と伸筋のバランスをコントロールし、

正常な筋緊張を全身に教え込ませます。

姿勢反射の一つ。

頭の位置によって身体の動きが

影響を受けます。

 

 

前方TLR

うつ伏せで

首を前に傾けると

上下四肢が屈曲する

(屈筋優位)

→ハイハイの姿勢へ

 

後方TLR

仰向けで

首を後ろに傾けると

上下四肢が伸びる

(伸筋優位)

 

 

モロー反射とTLRは、

ともに前庭起源の反射であり、

数か月間密接な関係にあります。

 

通常TLRは

3歳くらいまでに抑制されるが、

適切な時期に抑制されないと、

前庭は落ち着くことがなく、

他の感覚システムの相互作用も

不安定になる傾向にあります。

 

TLRを保持したままだと、

空間認識が苦手。

上下、前後、左右の認識がしにくく、

バランス感覚も悪くなります。

また、

身体が硬く、動きがぎこちなく、

不器用で、協調運動が苦手にながち

 

だそうです。

 

参照:

視知覚(ビジョン)・協調運動の発達を促す育児支援

― 寝返り・ハイハイの重要性を考えよう

 

 

 

 

でね、

 

緊張性迷路反射の

分かりやすい例が、

鉄棒の逆上がりなんですって。

 

 

逆上がりできますか?

 

 

 

 

私自身、

子どもの頃はできなくて、

大人になったある日、

できるようになっていたんです。

できた時は驚きでしたよね。

 

 

小学3年生の体育の授業で

逆上がりをしたとき、

地面を蹴り上げても、

せいぜい鉄棒と同じ高さくらいまでしか

足が上がらないし、

頭・首は反るし

腕は伸びるしで

全くできる気がしなかったんですよね・・・。

 

 

そう、これがまさに

頭が下がると四肢が伸びる

後方TLRだったんですね~。

 

 

反射が活性化していれば、

そりゃぁ、コントロールは

難しかったでしょうね。

 

 

腕の力で!腹筋で!気持ちで!!

とか、そういうことではない

ということですよね。

実際、当時の私は、雲梯は得意な方でしたし、

回旋塔でブンブン回っていた時代でしたから

(懐かしい!)

自分の体重を支えられる筋力は

あったと思います。

 

 

 

できないには訳があるんですね。