こんにちは

 

 

ふみかです(*´ω`*)

 

 

今日は、

非対称性緊張性頸反射

です。

 

 

この反射が残存していると

組体操が難しくなるそうです。

 

 

なぜなら、

四つ這い姿勢で右や左を向くと

片方の腕の力が抜けちゃうから。

 

誰かが背中の上に乗った状態で、

うっかり首を左右に向けてしまい、

体勢が崩れてしまえば、

上の子が落ちたりして危険ですよね。

こういう子が増えてきていることが、

運動会から組体操が消えていっている

一因にもなっているようです。

 

 

どんな反射かというと

 

 

視知覚(ビジョン)・協調運動の発達を促す育児支援

― 寝返り・ハイハイの重要性を考えよう

発達外来の子どもから見えてくる胎児姿勢・新生児ケアの重要性

一般社団法人 ここからだ

参照

 

 

胎児がお母さんの産道を

通る時に必要な反射で、

 

首(顔)が左を向くと

左上下肢が伸展・右上下肢が屈曲、

 

首(顔)が右を向くと

右上下肢が伸展・左上下肢が屈曲

 

 

生後半年もすると消えるが、

長期にわたり保持していると、

頭と目と手が決まった方向への

一致した動きしかできず、

身体の正中線を超えて、

左右両方を協働させて

動かすことが困難になる。

左右対称の図形の理解や

描写も難しくなる。

 

眼球が頭の動きから

独立していないので、

眼球運動が阻害され、

また、

読書の時に頭も動かしてしまい、

読書効率が低下する。

 

他にも、

保持していると困難になるものは、

 

距離感の認識

バランス感覚

利き手の確立

板書

キャッチボール

リコーダー

 

などなど、沢山…。

 

大人は

これらに加え、

慢性の肩こりや首の問題を

抱えるとのことです。

 

 

運動会の花形の組体操。

うちの子たちの通う小学校でも

長女が高学年の時には縮小され、

長男が5年生の時にはもう

無くなっていました。

年々練習時間が

短くなってきているとか、

子どもの体力の低下

という話もありますが、

体力以前に

原始反射の残存を

抱えたままの子が

増えていってるんじゃないかと

思います。

親としては我が子の組体操

見たいですけど、

確かに危なっかしいだろうなとも

思います。