振り向けば、イソヒヨドリ(磯鵯)! | koma3232のブログ

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何かの野鳥が僕の後ろに降り立った!                                それで振り向いて見れば,                                    そこに磯鵯の♂! 

  

☆イソヒヨドリの姿態!

   

 

                                                僕を見て挨拶!                                           何とも愛くるしい瞳で僕を見つめてくる。                             ああ,                                                いつもは磯や岩場で会っているのに,                               今日は内陸部の場で会うなんて,                                 思わぬ出会いとなってしまった。
舗装上で会った磯鵯は,                                     ジョウビタキのようなおじぎを僕にして,                             何度も何度も尾を震わせている。                                 そしてぴょんぴょん跳ねたりしていた。
その内に彼は,                                           ふわふわした飛び方で,                                     小さなコンクリート構造物の天井に場所を変えた。                         そこで距離感を保ちながら,                                   彼は僕との対面を10分ほど楽しんで,                               しばらくしてから,                                         ジジッと鳴いて僕の前から姿を消して行った。 
さて,                                                磯鵯は名前のとおり海岸とか岩山での出会いが多い野鳥だ。                     多くは磯とか岩場で生活しているが,                              姿・形がヒヨドリに似ているのでこの和名がついている。                      分類上はヒヨドリ科ではなくツグミ科だ。                             と云いたいところだが,                                     今はヒタキ科に分類されている。                                 これはDNA解析による結果だ。
生活域はもちろん海岸周辺域が主要だが,                             昔から内陸部でも見かけることがあった。                             近年では都市部でも多く生息するようになっている。                        今はよく住宅地とかビルの空間域を,                               飛んでいる姿を見かけたり,                                   澄んだ鳴き声を聞くことができる。
それにしても磯鵯の,                                      春の声量溢れる美声での囀りは,                                 何とも云えない神秘性だ!
これを何と云うのだろうか?                                   昔ならばツグミ科特有の複雑な声音と節回し!                            囀る磯鵯と云うのだろうが?                                   まあイイや!                                                 昔のツグミ科特有の複雑な声音と節回しで囀る,                          磯鵯!と云うことにしよう。
僕は内陸部の地上で餌を探している磯鵯の動きを,                         何度か目撃したことがある。                                   その時は芝生地でミミズらしき小さなものを食していたようだ。                   彼はいろいろな種類の小動物を捕食している様だ。                         その小動物とは,                                         甲殻類とか昆虫類,トカゲなどだ。
ムクドリ大の磯鵯!                                         彼らの動きと働きは,                                      僕が生まれてから今までの,                                   時の流れの中で,                                        少しずつ変化している様に見える。                               
それは,                                              彼らが気象の変化を微妙に体感し,                                これからも生き続けるために,                                  知恵を働かしているのだろうか?                                 だとしたら彼らは進化している。
さて僕たち人間はどうであろうか?
この地球温暖化に真摯に取り組んでいるのだろうか?
僕にはとてもそのように思えないが,

今を楽しんで生きる!
先のことはその時に考えよう!
とにかく今この時を楽しもう!
贅沢な生活を楽しもう!
僕には皆がみんな,
愚かな動きと働きをしている様に見えるが?                            みんなはどう思いますか?
ああ,                                                これからの人には,                                        進歩は似合わないのか?

 

 振り向けば
イソ(イソヒヨドリ)の姿が
眼に映る
 (2014.07.29 神奈川県開成町酒匂川周辺域にて)


●イソヒヨドリ(磯鵯)の説明●
・学名:blue rock thrush 
・分類:スズメ目ヒタキ科
・身体:全長25cm
・分布:日本全国(北海道から九州,沖縄までの各地)                      
・分布(世界):アフリカとユーラシア大陸南部に細長く分布
・囀り:澄んだ声でホイピーチョイチョイ,ツツピーコーと鳴く(雌も同様)
・習性:多くの全国の海岸の岩場で留鳥もしくは漂鳥
・産卵:本州では5月初旬頃,普通は5,6個ほどの卵を産む