中国で自炊する時に困ること
最近、中国に外国人がほとんどいないとニュースで見たのですが、確かにうちの周囲にも外国人がほとんど住んでいません。
先日日本に帰った時は、外で見かける人の5人に1人ぐらいは、外国人だったと思います。最近は中国人が少なく、ベトナム人とインド系の方が多いみたいです。
中国は、ますます外国人が住むには非常に不便になっております。
そこで過去に触れたことがなかった、自炊で困ることを書きたいと思います。
肉が塊で売っている
日本の肉は、すでにスライスされたものが売っていますが、中国は塊で売っています。
恐らく日本も戦後まもなくはそうだったのだと思われます。私が子供の頃1982年頃はすでにスライスされていました。
塊で売っているために、焼肉をするには不便です。薄く切れないことや、仮に薄く切ったとしても、日本の薄切りの肉と少し違くなってしまうのです。これは思った以上に使い勝手が悪いです。
日本では、こま切れで、生姜焼きとか、みりん醤油で焼いたり(カレーにいれたり)しますが、そういう料理も作れません。
鶏のモモ肉は骨ばかり付いていて、ほとんど使用不可能
日本の料理レシピには、鶏のモモ肉がよく出てきます。
ところが中国の鶏のモモ肉は、全く加工されておらず、骨ががっしり付いています。
ケンタッキーフライドチキンみたいな状態で、中に骨がたくさんあるのです。これを唐揚げとかに使うことはできません。骨を切るのに、かなり大きな包丁を使って思いっきり叩かなければなりません。
肉の部位の名称がよく分からない
レバーとか、ホルモンとか舌とか、それぐらいは、普通の人は見れば分かります。
もう少し細かい意味で、ロースとかハラミとか、いろいろあると思うのですが、そういうことがよく分かりません。
(ちなみに日本語でもロースと言われて、具体的にどこの部分なのかは分かりませんが。肩でしたでしょうか。)
ある程度は分かるのですが、例えば裏脊肉という中国語の肉の名称があるのですが、ある時は美味しくても、ある時は非常に硬くて食べれなかったりもするのです。
これは日本でもたまにあったりします。あのお店のあの日のロース(またはホルモン)はとても硬くて食べれなかったとか。いわゆる品質のバラツキが激しいのです。
牛肉の挽肉が売っていない
ハンバーグやメンチカツや、その他の料理では、牛肉の挽肉を使います。
ところが中国では牛の挽肉が売っておりません。豚のは売っています。以前自力で牛肉を買ってきて、ひき肉みたいにして、ハンバーグを作ってみたのですが、サンダルのゴムみたいな硬いハンバーグになってしまいました。
牛の挽肉が使えないとなると、レシピがかなり減ります。
一応、大都市の外国系スーパーには売っておりますが、うちの市内はないです。
他にもいろいろあるので、日を改めて書いてみます。