日本の高齢化を改善するシステムの提案 | 現在中国雑貨店長の運営ブログ

現在中国雑貨店長の運営ブログ

コロナ禍も終わり、最近は余暇として月最大4着ぐらい限定で、オーダーメイドを受け付けております。

日本の高齢化を改善するシステムの提案

 日本に帰ってきて、こうした方がいいと思うことがあったので、自分へのメモ的に書きとめておきたいと思います。
 
 日本の印象として

平均年齢がだいぶ高い

 田舎の平均年齢は58歳ぐらいだと思います。
 同程度に高齢化が進んでいる国は2つありスペインとイタリアです(シンガポールと香港も大体そう)。これは別の意味では気候が穏やかで、生活が健康的だということを表しているので、悪いことではありません。
 
 アメリカのように、毎日ピザやハンバーガーを食べていたら早死にするのだと思います。アメリカは平均寿命がやや短いために財政崩壊しておりません。
 
 中国や韓国のベビーブーム世代というのは、中国では60歳ぐらい、韓国はもう少し若く55歳ぐらいだと思いました。なので日本は、中国より18年先をいっているのです。

第一に解決することは買い物難民

 特に田舎の老人は、車が必要ですが高齢者は運転ができません。
 
 そこで田舎の大多数の人は買い物難民になっています。子供もごく一般的な家庭では2週間に1回ぐらいしか手伝いません。高齢者は歩いても50mぐらいしか歩けません。
 
 これを解決する手段として買い物代行を普及させることをお勧めします。
 
 すべての問題は、手数料とそのバランスなのです。
 
 このシステムの作り方は、いろいろあります。一例は、市内住民が市内のお店で買う方法のみ対応する。
 
 イオンでカレー粉と豚バラ肉と玉ねぎ、日本産牛肉300g、トマト2個、メロン1個。しまむらで、肌着など。
 
 これをAIがバランスよく、需要と供給を結び付け、配達員が1日8時間労働として日給1万円以上稼げるようにします。トマトが小ぶりのトマトとか大きいトマトとか、細かい問題がありますが、それは小さい問題として解決可能です。
※余談ですが、私は学生時代AIの研究室にいました。
 
 例えばイオンで1万円分買ったとして、手数料は3500円とか。配達員は登録したアルバイトです。何か問題が発生したら顧客に電話をするしかありません。とりあえず90%のシステムを構築する。細かい点は、やりながら改善するでいいです。
 
 もし高齢の貧困層なら、配達費用は上限ありで税金でもいいと思います。月1万円とか。
 施設に住んでもらったり病気になるより、税金的にずっとましに思えます。そのためにマイナンバーと所得状況を紐付する必要があります。
 実際アメリカにはベーシックインカム的なものがあり、また中国の老人は年金が高額なので日本人より豊かなのです。日本と同等に老人が貧しいのは韓国です。
 
 アメリカでは買い物代行システムはすでに普及しています。中国では、これに近いのはアプリを使った食材の配達は、普及しております。日本でもすでにあるかもしれません。ただ少なくても田舎で使っている人はいません。
 
 今回の78歳ぐらいの第一次ベビーブーム世代には、すでに間に合わないかもしれません。ただ現在72歳であれば、あと5年で買い物難民になりますが、十分間にあいます。
 
 買い物の代行がなければ、毎日白米と梅干と納豆で生活することになってしまいます。みんなで買い物難民になるということは、WINWINの反対。全員が不幸になってしまいます。現在50歳でもあと25年後に直面します。特に結婚しない独身者が半数ぐらいと聞いた気がするので。

電球や修理代行

 年を取ると、電球の取り換えができなくなったり、配線がおかしくなってしまいテレビや電話が使えなくなったりすることがあります。テレビのアンテナの方向がずれてテレビが見られなくなったり。
 
 こういう時に、Bさんは電気分野、Cさんは電話分野とか、Dさんは簡易的な家の修理などアプリに登録し、これも代行サービスを普及させた方がいいです。例えばバスルームのドアなどが閉まらなくなったりすると、直す方法がないのです。家の一通りの電球チェックと取り換え代行手数料5千円とか(面積による)。2年に1回ぐらいで十分です。
 
 一例として電球をあげましたが、特に電球にこだわっているわけではなく、便利なシステムを作った方がいいという話です。
 
 ただ水道修理業者のように悪徳も入ってくる可能性があるので、評価制度をとり信用度を管理する必要はあります。逆に利用者の悪徳もあるので、そっちの方も評価が必要ですが。

改善できるシステムは改善した方がいい

 アメリカや中国は、新しいシステムを導入するのが速いのですが、なぜか日本は遅く、それも旧システムと合体して本来の姿ではなくなってしまったりして、使い勝手が悪いというケースが多いです。
 
 例えば配車アプリは、日本ではタクシー会社の管理下でサービスが開始されています。田舎で生活するCさんが、夜暇だからタクシー運転手をしようとか、そういうものではありません。
 
 アメリカや中国では、今時間があるから、タクシーのバイトをしようという意図で配車アプリが使われています。
 10年ぐらい前に中国では夕方4時ー7時頃、タクシーが全く捕まらないということがありました。来るタクシー全部人が乗っているのです。それで配車アプリが普及したのです。
 
 例えば、電子決済は、未だにあまり普及しておりません。仮に電子決済を導入したとして、なぜかクレジットカード経由で使わなければなりません。そうするとお店側にとって手数料が高いのです。
 
 しかもそれがVISAやマスターなどだったら、手数料をアメリカの会社に払っているようなものです。アメリカの会社に払うなら、まだ消費税を納めた方がましです。ユーチューブのスパチャなど半分がアメリカに行ってしまいます。アメリカは、何もしなくても、西側諸国が手数料を納めてくれるのです。
 
 中国では銀行カードからデビットカード式で引かれます。そうすれば第三の会社を通さないので手数料がかからないのです。たから普及するのです。
 
 また日本のお店の決済方法の多様化は、異常というレベルに達しています。
 
 レジで現金を払うのはいいとして、聞いたこともないポイントカードがたくさんあり、機械がお店によって違うので、分からないです。少なくても80歳以上の人が買い物できる環境ではありません。カード差し込み式だったり、スキャンに読み取らせる方式だったり。手渡しだったり。40代で大変なので、80歳では買い物できません。目がよく見えないので、カードの区別もできないと思います。
 
 コカ・コーラの自販機のように、形を統一して欲しいです。
 
 中国は3種類だけです。WECHATPAYとアリペイと現金の3種類。
 
 日本が、なぜみんなが不幸になるシステムを作ってしまうのか謎です。改善できる範囲で、心配を潰していきたいです。