[国立公園鉄道の探索]
羽田から旭川へ
(大雪山国立公園)
羽田から旭川へ向かいます。
AIR DOの767-300、13Gの席から眺めてまいります。
この日は、160度から340度の方向に敷かれたA滑走路は着陸用に使われていましたので、同じ方向で海側に設定されC滑走路に向かいます。
C滑走路は、当日離陸専用使用かと思っていたら、
こちらの機体が待機している時一機最終進入してきました。
この飛行機が着陸するのを待って、旭川行の当便は離陸することになります。
並走するA滑走路にもこの時着陸しようとしている機体がありました。
大変混雑する空港であることを実感しました。
離陸すると直ぐに右旋回しました。
窓の下に令和島の中央防波堤外側コンテナふ頭が見下ろせました。
都内でも、普段行く機会ないところなので大変興味深く感じられました。
関東地方は雲が多い状態でした。
白雲の下に筑波山が見えました。
この後、雲の中、東北地方上空を進んで行きます。
青森県の小川原湖上空付近で雲が途切れてきました。
暫く海の上を進むと、遠く襟裳岬へと延びる北海道の海岸線が見えてきました。
苫小牧の東側、勇払平野の上空に入ります。
さらに北上、厚真町上空に達すると、赤茶けた谷筋が目立つ山地が見えました。
2018年9月6日、今から5年前に発生した「北海道胆振東部地震」の折、厚真町の山間部では多くの土砂崩れが起きました。
震災により4300haの森林が被害を受けました。
現在、被害木整理が終了した土砂崩れ斜面では植林が開始され
献身的な復旧作業が続けられています。
夕張山地を斜めに横切り富良野盆地上空へ向けて進んでいきます。
富良野盆地の東側に噴煙を上げている山が見えました。
その山は、活動を継続中の十勝岳です。
美瑛の丘の上を進んで行きます。
ここで旭川空港へ向けて着陸態勢へ入ります。
彼方に北海道の屋根と呼ばれる大雪山が望まれました。
旭川空港に着陸しました。
滑走路の向こう側に十勝山系を眺めつつ、空港ターミナルへ向かいます。
これから大雪山国立公園の風景地へ向かいます。