今回は、独断と私見が、いつも以上に少々。
解説合間に、確認していきます。
大問１
問１
生育？成立？理由を問われています。
傍線のすぐ前の段落を書けばよし。
ただ、このあと、例が入って、どの例が終わったところでも、よし。
…多分なんですが、直前よりも、例の後を使おうとした層が、
得点率が高い？
傍線前だと、ほんとに、その前の一文（いうて、３行ありますが）のみを使うことが多いか？
対して、例の後だと、自身でいくつかひっぱってくる、という意識が働くので、
より、採点対象要素を集めやすかったのでは？と。
問３
採点基準がわかりませんので、推測でしかないのですが、
特定の用語を使うことと、その具体例にあたる部分と、
前者が明確に配点が上？の仕様かしら？？
サンプル少ないので、断言できないですが。
ともかく、いつものように、Ｂテキストであるような
具体的な話を書いて、一語でまとめる、ということが習慣化していると、
複数にまたがる、まとめた語を、全部ひろえきれなかったかも？？
１５行目以降の内容を触れていれば、かなりぐっどです。
問４
ここまで、本文の表現の引用だけで事足りる模範解答だとは、思わなんだ…。
そういう意味では平易です。
問５
ある種、機械的に、変化前・きっかけ・変化後のパターンにあてはめた層も確実にいるかと。
それでも悪くないと判断します。
特定の要素があるかどうかの採点なので、
特定の要素の後にこれ！みたいな順番指示もないはずです。
そういう意味では、誤解があっても、とりやすかったはず。
大問２
問２
地味にムズかしめ。
模解がきれいというか、本文のＰ８Ｌ１３の「ようやく」を、どう解釈したのか。
それによって、模解冒頭末尾を、意識的にいれるかどうか、変わってくるかも？
逆に、とりあえず、いろいろ盛りこめ！！で、模解末尾以外はいけそうなので、
取りやすいといえば、取りやすい？
問３
うってかわって、模解が甘いなぁ、というもの。
助詞の欠落、読点の多用、なども触れたお答えを書いたお子様、とてもとてもぐっどです。
はなまるをあげたい。
問４
これもまた、本文の一部の解釈？というか、細部まで丁寧に読むかどうかで、
変わってきそう。
とはいえ、あくまでそれは採点要素の一部なので、
それだけが欠落したお答えでも、十二分によし。
問５
傍線の説明が求められていますが、傍線そのものが変化したことを示しているので、
その説明となると、その変化前を記すのがよし。
…そこまで考えずとも、最終問題だから、機械的に変化前・きっかけ・変化後でやっちゃえ！でも
それなりに取れたと思います。
総括
おそらくですが、平均点の高さから、
特定の言葉があるから、ないから、という理由で、０点になる設問がないかと。
雑な表現ですが、
なんかいろいろ詰め込んじゃえ！でいけちゃいます。
特定の言葉の理解、概念の知識がなくとも、
関連する段落、場面のものを書くだけで、
部分点を積むことができたでしょう。
そういう意味では、記述の能力が示される、というより、
より正確には、なるべくたくさん書くということの意識が、
点数を大きく左右したのでは、と考えます。
短めで、スパッと、ズバッと書き上げることを美点としているタイプだと、しんどいかも？
さらに重ねると、家庭学習でＢテキストの緻密な直しを求めすぎる講師の指導を長く（１年以上）受けていると、
そのタイプになりやすいきらいがあるので、
あくまで、今回の難易度、解答根拠の位置の分かりやすさからすると、
もっと、雑に、ファジーにやってもよいものだったかもしれません。
（…第二回や、お子様の志望校の傾向などは、完全に無視して、あくまで、このテストでは、です）
反省すべき点もあるでしょうが、
このテストが、ある種、クセとも言えないような模範解答傾向があるので、
それに左右される要素があり、そこまで厳しくとらえずとも、と思います。
…いずれにせよ、適度に復習して、第二回に臨みましょう。
時間配分などは、すぐにでも修正する指示をだすこと、行いましょう。
というわけで、明日の記事更新お休みです。
次回更新、明後日木曜日となります。
ご了承願います。
