サピックスさん 6年生4月マンスリー 大問3の記述問題の解説、そこから、テスト攻略について | 悠太郎が綴る中学受験国語と、ときどきパパナス育児ブログ

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申し訳ないですが、明日の記事更新お休みです。

 

次回更新、明後日木曜日となります。

 

ご了承ねがいます。

 

 

 

というわけで、いつもと異なり?、ニッチな感じに。

 

 

テストにおいて、サピックスさんのであれば、

 

記述、抜き出し問題を後回しにすること、勧めます。

 

理由は、複数あるのですが、とりあえず、

 

抜き出し…答えが傍線から離れたところにあった場合、時間がかかる

 

記述…配点分のとれて30%と考えると、3分前後で4点なので、選択肢を優先させた方がよい

 

というものが。

 

他にもありますが、ざっくりと。

 

 

解説なり、やり方が、後回しになりがちなので、

 

たまには、じっくりと。

 

…SOについては、また、後日に。

 

 

大問3

 

問3

 

説明文、論説文だと、

 

なぜか、機械的に本文の末尾の内容を書こう書こうとする層がいます。

 

念のために確認ですが、今回、そんなことはないですよね?

 

傍線「進化した人間の巣」とは、どのような建築物か、というものです。

 

やり方、考え方、いくつか。

 

順番に差はあれど、

 

・ 傍線が含まれる一文を確認する

 

・ 傍線そのものを分析する

 

というものが、最優先です。

 

どちらが先にか、は、なんとも言い難い部分がありますが、

 

一定レベルより上、つまり、偏差値65以上ならば、

 

設問を読んだ段階で、ある程度、後者の傍線そのものの分析を無意識にしています。

 

そんなに細かいものでなく、

 

「進化した…とあるならば、前はどうなっているのか?」

 

と、ひっかかりを覚えるはず。

 

特定の言葉は、二つのものの比較、ないし、変化を前提としたものです。

 

そういった言葉がいくつもある、ということを知ったうえで、

 

この表現はどうなのか、と、まずは、考えることも大事です。

 

今回の問題で言えば、そこまで考えなくてもよい、というものです。

 

ただ、今後は、傍線の表現に意識を向けること、大事です。

 

 

ともかく、次に、傍線が含まれる一文を。

 

「すなわち」という言い換えのあとに、指示語があり。

 

ならば、それが何を指すのか、という確認のために、

 

前の一文を。

 

すると、「美しさ」というものであるので、

 

答えの末尾に使えそうなものだな、となります。

 

また、その美しさ、というものが、どうやって形成されたのか、

 

ということで、「自然との関り」というものの使えそう、と。

 

ここまで探すのに、45秒くらい。

 

指定字数がないものであれば、

 

最低限の内容と文末表現でOK,です。

 

そして、書くことで、計90秒くらい??

 

ここまでで、3/14点は、いけるはず。

 

…はい、こんな感じでいいのです、はじめは。

 

はじめは、っていうのは、後回しにした結果、時間がない中で、

 

どの程度のことを書けばいいのか、という最低限のラインとして、です。

 

 

 

さて、次の段階。

 

傍線がある段落を読んでも、進化の前に類することは、ないので、

 

1段落、遡って、読みます。

 

すると、傍線の「進化した人間の巣」という表現が初めて出たところと、わかります。

 

ゆえに、この段落で、それの説明にあたるものを。

 

段落最後の一文、動物の巣と異なる要素を使います。

 

「安定感」「恒久性」と、「多様な営為」というものを使おう、となります。

 

ここまで、設問を読んでから、見つけるまで、1分30秒くらい?

 

そして、書き出すことで、約70字、計2分30秒くらいでいける??

 

10/14点くらい??

 

 

さらに次の段階として、

 

進化前、ではないのですが、

 

ふつうの動物の巣がどういったものか、まで含めて書こうとして、

 

「厳しい自然」などの表現を。

 

上記に10文字、30秒程度、プラスして、12/14点くらい、となりましょうか…??

 

ただ、あくまでこれは、傍線のひっかかりを覚えていて、探すことの手間、思考が省かれるというのであって、

 

他の回であれば、もっとお時間がかかるものでしょう。

 

 

正直、これ以上の点数、つまり、満点は

 

プラス1分では収まらない程度の思考、分析が必要で、

 

記述問題1問に、5分以上かけて、14点を取れる余力がある層、というものは、いないでしょう。

 

…いや、他の問題気にせず、とかの条件ならば、やれるでしょうが、

 

その条件ならば、やる価値もなく。。。

 

 

 

 

さて、まとめましょう。

 

後回しにして、余った1分半とかでやるお手軽コース

 

もう1分から1分半くらい付け足してやるほどほどコース

 

傍線にひっかかりを覚えて、あるいは、対比的なものの型をイメージしてやるガッツリコース

 

と、三段階くらい、あるとお考えを。

 

 

 

今回、テスト自体は、記述が3問で、

 

それの解答欄、3行3行4行を、それぞれ最終行の過半数まで埋めるためには、9分から10分程度見込まれます。

 

もちろん、ただ埋めればいい、でなく、

 

14点、9点、12点のそれぞれ半分以上をとろう、ということであれば、

 

35点のうち、18点を得るために、9分から10分程度を使える、というのは、

 

大問1・2、事前に範囲をしっかりと復習し、

 

5分以内で終えて、かつ、併せて40点配点のところ、9割。

 

文章題2つ、読んで、選択を終えて、場合によっては抜き出しも、というもので、

 

35分で、どうにか、というお話。

 

しんどいですね。

 

 

某塾さんの学校別と比べれば、頻度はおそろしく低いですが、

 

6年に1回くらいの頻度で、記述での模範解答設定ミスにより、

 

αクラスであろうが、配点の2割いけたらすごい、みたいな展開もあるので、

 

テストで毎回確実に高得点を取ることを課すのであれば、

 

上記のほどほどコース、余力(1分ちょい余計に費やせる時間)あれば、ガッツリコースで、とは思います。

 

入試ならばまだしも、テストでの6年に1回程度の頻度ならば、無視しても構わない、というお考えも、OKです。

 

 

…と、まぁ、ざっくりと。

 

 

 

…ちなみに、上記の記述問題の推定所要時間は、

 

家庭学習でBテキストをきちんとこなしてきた層を対象としていますので、

 

あてはまらないのであれば、

 

より時間がかかるか、あるいは、狙ったほど点数に繋がらないか、

 

などが起こりえます。

 

 

 

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