申し訳ないですが、明日の記事更新お休みです。
次回更新、明後日木曜日となります。
ご了承ねがいます。
というわけで、いつもと異なり?、ニッチな感じに。
テストにおいて、サピックスさんのであれば、
記述、抜き出し問題を後回しにすること、勧めます。
理由は、複数あるのですが、とりあえず、
抜き出し…答えが傍線から離れたところにあった場合、時間がかかる
記述…配点分のとれて30%と考えると、3分前後で4点なので、選択肢を優先させた方がよい
というものが。
他にもありますが、ざっくりと。
解説なり、やり方が、後回しになりがちなので、
たまには、じっくりと。
…SOについては、また、後日に。
大問3
問3
説明文、論説文だと、
なぜか、機械的に本文の末尾の内容を書こう書こうとする層がいます。
念のために確認ですが、今回、そんなことはないですよね?
傍線「進化した人間の巣」とは、どのような建築物か、というものです。
やり方、考え方、いくつか。
順番に差はあれど、
・ 傍線が含まれる一文を確認する
・ 傍線そのものを分析する
というものが、最優先です。
どちらが先にか、は、なんとも言い難い部分がありますが、
一定レベルより上、つまり、偏差値65以上ならば、
設問を読んだ段階で、ある程度、後者の傍線そのものの分析を無意識にしています。
そんなに細かいものでなく、
「進化した…とあるならば、前はどうなっているのか?」
と、ひっかかりを覚えるはず。
特定の言葉は、二つのものの比較、ないし、変化を前提としたものです。
そういった言葉がいくつもある、ということを知ったうえで、
この表現はどうなのか、と、まずは、考えることも大事です。
今回の問題で言えば、そこまで考えなくてもよい、というものです。
ただ、今後は、傍線の表現に意識を向けること、大事です。
ともかく、次に、傍線が含まれる一文を。
「すなわち」という言い換えのあとに、指示語があり。
ならば、それが何を指すのか、という確認のために、
前の一文を。
すると、「美しさ」というものであるので、
答えの末尾に使えそうなものだな、となります。
また、その美しさ、というものが、どうやって形成されたのか、
ということで、「自然との関り」というものの使えそう、と。
ここまで探すのに、45秒くらい。
指定字数がないものであれば、
最低限の内容と文末表現でOK,です。
そして、書くことで、計90秒くらい??
ここまでで、3/14点は、いけるはず。
…はい、こんな感じでいいのです、はじめは。
はじめは、っていうのは、後回しにした結果、時間がない中で、
どの程度のことを書けばいいのか、という最低限のラインとして、です。
さて、次の段階。
傍線がある段落を読んでも、進化の前に類することは、ないので、
1段落、遡って、読みます。
すると、傍線の「進化した人間の巣」という表現が初めて出たところと、わかります。
ゆえに、この段落で、それの説明にあたるものを。
段落最後の一文、動物の巣と異なる要素を使います。
「安定感」「恒久性」と、「多様な営為」というものを使おう、となります。
ここまで、設問を読んでから、見つけるまで、1分30秒くらい?
そして、書き出すことで、約70字、計2分30秒くらいでいける??
10/14点くらい??
さらに次の段階として、
進化前、ではないのですが、
ふつうの動物の巣がどういったものか、まで含めて書こうとして、
「厳しい自然」などの表現を。
上記に10文字、30秒程度、プラスして、12/14点くらい、となりましょうか…??
ただ、あくまでこれは、傍線のひっかかりを覚えていて、探すことの手間、思考が省かれるというのであって、
他の回であれば、もっとお時間がかかるものでしょう。
正直、これ以上の点数、つまり、満点は
プラス1分では収まらない程度の思考、分析が必要で、
記述問題1問に、5分以上かけて、14点を取れる余力がある層、というものは、いないでしょう。
…いや、他の問題気にせず、とかの条件ならば、やれるでしょうが、
その条件ならば、やる価値もなく。。。
さて、まとめましょう。
後回しにして、余った1分半とかでやるお手軽コース
もう1分から1分半くらい付け足してやるほどほどコース
傍線にひっかかりを覚えて、あるいは、対比的なものの型をイメージしてやるガッツリコース
と、三段階くらい、あるとお考えを。
今回、テスト自体は、記述が3問で、
それの解答欄、3行3行4行を、それぞれ最終行の過半数まで埋めるためには、9分から10分程度見込まれます。
もちろん、ただ埋めればいい、でなく、
14点、9点、12点のそれぞれ半分以上をとろう、ということであれば、
35点のうち、18点を得るために、9分から10分程度を使える、というのは、
大問1・2、事前に範囲をしっかりと復習し、
5分以内で終えて、かつ、併せて40点配点のところ、9割。
文章題2つ、読んで、選択を終えて、場合によっては抜き出しも、というもので、
35分で、どうにか、というお話。
しんどいですね。
某塾さんの学校別と比べれば、頻度はおそろしく低いですが、
6年に1回くらいの頻度で、記述での模範解答設定ミスにより、
αクラスであろうが、配点の2割いけたらすごい、みたいな展開もあるので、
テストで毎回確実に高得点を取ることを課すのであれば、
上記のほどほどコース、余力(1分ちょい余計に費やせる時間)あれば、ガッツリコースで、とは思います。
入試ならばまだしも、テストでの6年に1回程度の頻度ならば、無視しても構わない、というお考えも、OKです。
…と、まぁ、ざっくりと。
…ちなみに、上記の記述問題の推定所要時間は、
家庭学習でBテキストをきちんとこなしてきた層を対象としていますので、
あてはまらないのであれば、
より時間がかかるか、あるいは、狙ったほど点数に繋がらないか、
などが起こりえます。
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吉祥寺にあります、AMPという塾にて、
国語を教えています
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