テスト前、テスト後、どちらでもよいのですが、
「テスト前に、どんな学習した?」
という問いかけをすると、
それなりの確率で、国語の事前学習、なさっていない生徒さんと遭遇。
もちろん、範囲の漢字、知識は必須だとわかっているとは思うのですが、
それでも、おろそかになるケース、少なくなく。。。
これは、お子様もそうですし、親御様もそうかと。
というわけで、
国語のテスト前の、漢字・知識学習が、どう役に立つのか、結論として、
文章題の点数が高くなる
というものを挙げます。
…はい、誤記ではございません。
漢字・知識学習の学習で、なぜ文章題の点数が高くなるのか、
解説。
前提として、
① お子様は、テストでよい点数を取ろうと考える。
② お子様は、テストの解答欄を埋めると、点数が高くなると考える。
というものをお持ちです。
まぁ、当然と言えば、当然。
しかし、問題は②です。
解答欄を埋める=点数が高くなる
これが、ほんとうに、イコールでつながるのか?
例えばこれが、
「1から9の数字をどれか1つ解答欄に書きましょう。それが私と思い浮かべた数字と同じなら、正解とする」
とかならば、書かなきゃ損ですね。
とにかく、うめるべきでしょう。
そこに、思考はなくても問題ないです。
というか、ない方がよいでしょう。
ならば、次は?
「塾の、算数国語理科社会、それぞれの先生は、〇人暮らしているのか、あてはまる数字を答えよ」
とかならば、どうでしょうか?
独身だったかな?
子どもいるって、言っていたかな?
実家暮らしだっけ??
とか、正解に関連することを思い出すことで、正解する可能性が高くなります。
核家族が進み、かつ、おそらくそれなりに都会で暮らしているであろう、あるいは、(偏見だけど)塾の先生って独身率高そう、などの情報をさらに加味すると、
もっと、正答率高くなりそうではあります。
ただ、適当な数字を書けばいい、というものあれば、
ある程度、考えた方が、正解する可能性が高くなる
というものも、当然あります。
さて、前振りはここまで。
国語の文章題の選択肢は、
適当に選べば、正解するものか?
ある程度考えた方が、正解するものか?
どちらに属するでしょうか??
と、ここで、漢字・知識問題なんですよ!!
いや、冗談でなく。
つまり、文章題で適当に答えないようするために、考える時間を確保した方がよく、
そのためには、漢字・知識学習に時間をかけすぎるのはよくない。
そのために、範囲が決まっているのであれば、
事前に練習をして、テストでそれらをさくっと終わらせて、
文章題に時間を割くことができるようにする!
と、考えたほうがいいのでは、と。。。
解答欄を埋めれば、空欄と比べて、当然ながら、点数は増えます。
適当に選んだのと、考えた場合であるならば?
と、なります。
…それって、結局は、
解答欄を埋めた方がいいってことになるのでは?
と、お感じになるでしょう。
もう少し、説明する部分があります。
明日の記事にて、続きを。
これは、
漢字・知識問題で、時間をかけすぎてしまった場合、
文章題を解くときに、どのような悪影響があるのか
そして、解答欄を埋めた方がいい、という発想が、解き方にどう影響を与えるのか
ということを、お子様がそれなりに実践してしまっていることの紹介でもあります。
ともかく、続きは明日に。
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吉祥寺にあります、AMPという塾にて、
国語を教えています
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