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本日のテーマ1光年って何?
2024.2.2
わずか97光年先に「水の惑星」発見、地球型惑星探査に画期的な一歩
米航空宇宙局(NASA)によると、この系外惑星「GJ 9827d」は、直径が地球の約2倍で、太陽系の海王星と金星の両方と共通点がある。大気中で水蒸気が検出された系外惑星としては、これまでで最も小さい。
■画期的な出来事
うお座の方向にあるGJ 9827dでの水の発見は、画期的な出来事だ。今回の研究結果を発表した天文学者チームの1人で、独マックスプランク天文学研究所の太陽系外惑星大気物理学部門を統括するローラ・クライドバーグは、プレスリリースで「これにより、真の地球型惑星の特徴の解明に、かつてないほど近づくことになる」と述べている。今回の水蒸気の検出によって、銀河系内に存在する水が豊富な惑星に関する理解が飛躍的に前進するかもしれない。惑星に水があるかどうかは、生命存在の可能性を判断するうえで極めて重要な要素となると考えられるからだ。
研究チームの1人で、カナダ・モントリオール大学のトロティエ太陽系外惑星研究所(iREx)のビョルン・ベネッケは「水を豊富に含む大気を持つ惑星が太陽系外の恒星系に実際に存在する可能性があることを、大気内での検出を通じて直接的に証明できるのは、今回が初めてだろう」と指摘している。「これは、岩石惑星の大気の保有率と多様性の解明に向けた重要な一歩だ」。今回の研究結果をまとめた論文は、The Astrophysical Journal Lettersに掲載された。
■高温多湿の惑星
GJ 9827dは主星の近くに位置しているため、金星と同じくらい高温で、かつ多湿の惑星である可能性がある。だが、惑星大気の主成分が水なのか、それとも水素を多く含む希薄な大気なのかは、まだ判断がついていない。GJ 9827dに関して問題となるのは、その年齢と主星との近さだ。形成されてから60億年が経過しているため、主星からの強力な放射のせいで、当初から存在していた水素の大半を失っているはずだ。「比較的小型の惑星を調査していると、ある時点で惑星上から水素がなくなり、二酸化炭素を主成分とする、金星により近い大気を持つようになる転換期があるに違いない」とベネッケは説明している。
半分が水で半分が岩石の惑星である可能性も
1光年=9兆4600億km
光の速さは毎秒29万9792.458kmで、光が1年かかって到達する距離を1光年といい、その距離は9兆4600億kmです。
この距離を時速300kmの新幹線で移動すると
約361万年
かかります。
全く浪漫を感じません。😅
1977年に打ち上げられたボイジャー1号は
2020年6月時点
太陽から224億km
のところを飛行中です。
43年かかって、僅か224億kmです。
このほうが僅かという言葉がしっくりくると思います。😄
もう一度書きます。
1光年=9兆4600億km
です。
今回発見された水の惑星?は
僅か97光年
なんだそうです。
距離にすると
917兆6200億km
です。
この距離を時速300kmの新幹線で移動すると
約3億5017万年
かかります。
我々、人類には一切関係ありませんね。😅
そういった事を記事にして僅か97光年とか書いていることが本当に腹立たしいのですが
こういった記事が出てくると浪漫があるとか
ほざく輩も必ず出てきます。
本当に糞です。
276みたいな天文について少しでも勉強してきた人間にとっては、距離のところをみたり、天体の特徴などを踏まえて判断していきますので浪漫とか一切、感じません。
より現実的です。
太陽は“星”✨である
さて、GJ 9827dについて子供でもわかる
ように簡単に書いてみます。
GJ9827という星がありまして、それは
地球から97光年離れた位置にあり
太陽(お星様=恒星)の6割程度の質量と半径を持つ
K型主系列星
といわれるお星様=恒星になります。
我々、地球人が毎日見ている(曇っている日は除く)
太陽はというと
G型主系列星
といわれるお星様=恒星です。
素人の方は、いつも見ている太陽が星だという認識がないと思いますので、わかりやすく書いてみました。
続きまして
K型とG型についてです。
これは星の大きさの違いです。
サイズの大きな星ほど寿命が短く
温度も高いです。
■温度
G型:5300〜6000K
K型:3900〜5200K
■寿命
G型:100億〜120億年
K型:200億〜1000億年
K型はG型よりもサイズが小さい星で
温度も低い。
その分、寿命が長いといわれています。
もし、生命が存在していた場合、高度な文明を形成している可能性があるといわれています。
今のところ、発見には至っていません。
K型の多くは連星といわれています。
太陽の寿命も残り50年くらいですが、次第に膨張していきますから、実際に地球に人類が住むことが出来るのは僅かなんでしょうね。
10億〜20億年くらいでしょうか。
夢も希望もぶち壊すことばかり書いてすみません。
■連星とは
複数の星の重力が影響しあって共通の重心の周りを公転している天体をいう。更に、その周りを惑星が公転するため、その惑星の公転軌道は複雑となる。
そのために、軌道からはじき飛ばされて浮遊惑星となることも珍しくない。
そして太陽系といった恒星の重力に捕獲されるといったこともあるようです。
惑星の表面からは複数の星が輝いて見えると思われるが、生命が維持出来る環境など存在しないだろう。
素人の方には到底、理解出来るものではないと思いますが、補足で説明しておきます。
GJ9827dは生命の存在に適さない惑星
GJ9827は形成されてから約100億年が経過していると考えられているそうです。
2024年初頭時点で周囲を3つの惑星が公転しているようです。GJ9827dはそのうちの1つ。
ただ、いずれの惑星も地球の1.2倍から約2倍の大きさを持つスーパーアース規模の惑星であるとされています。
公転周期は10日を下回り
表面温度は408℃に達している模様。
実際は水の惑星を発見というわけではなく
大気中から水蒸気が検出されたという研究発表が公表されたことで大量の水を含んでいる惑星である可能性が示されているだけなのです。
マスゴミの情報は疑ってかかるのが基本。
絶対に当てにしてはいけません。
仮に水が存在していたとしても表面温度は
400℃に達しているため、金星のような高温多湿のような環境で生命の存在は絶望的であることが濃厚。
公転周期が短い惑星は潮夕固定である
それよりも276が着目したのが公転周期が10日を下回るということ。
したがって、GJ9827dは潮夕固定にあると見るのが妥当である。
赤色矮星(M型主系列星)によくあることで、赤色矮星を回る惑星は基本的に公転周期が短く、スーパーアースである。
その天体によくあるのが
潮夕固定(潮夕ロック)です。
潮夕固定とはなんぞや?
という話ですが
簡単に申し上げると
2つの天体の距離が比較的近く、重力が
影響しあうことで片方の天体の自転と
公転の周期が同じになること。
をいいます。
わかりやすい例が
地球と月ですね。
我々、人類は月の裏側を見ることは出来ません。月は地球に対して同じ面しか向けないからです。これが潮夕固定。
そのほか、火星や木星の衛星などに
も見られます。
公転周期が10日というのは恒星との
距離が近いことを意味しているため
潮夕固定を疑う必要があるのです。
潮夕固定になっている天体で何が起きているかといいますと、片方の表面は高温、片方の表面は極寒になります。
今回、発見されたGJ9827dの表面温度は
約400℃です。片方は絶対零度のような気温で間違いありません。
これで、生命が存在すると思われた方は、どれくらいいるでしょうか?
知識があれば、この程度の記事では
浪漫は感じなくなります。😄
御覧頂き有難うございました。
kokudou276でした。
酷道険道ファン倶楽部
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