【母親やめたい】14人に1人以下?のこっち側ママ | 自分で癒やすこと 〜モドルミチ〜

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母親やめたいと
検索するお母さんの中でも

第3のケース、「こっち側」の
ママやめ検索ママ
に向けて
発信しています。

 第1のケース
 :リフレッシュ、休息が必要なケース

 第2のケース
 :ただちに医療が必要なケース

 第3のケース
 :1で解決できず2でもない、こっち側


です。

 

 

 

 

 

こんにちは付けまつげ

 

 

2022年11月に

NHKのクローズアップ現代が

実施したアンケートがあります。

 

 

 

 

回答数は約6500人

『母親にならなければよかった』と思ったことがありますか?

という質問を投げかけています。

大規模!

 

 

これは

2022年春に出版された

『母親になって後悔してる』

という本の反響を受けて

実施されたアンケートだということです。

 

 

 

 

 

調査結果ではまず、

3人に1人が

「母親にならなければよかった」と

思ったことがある

ということが挙げられています。

 

 

 6500人の32%

1回、または

何回か、または

数えきれないほど

思ったことがあると

回答しています。

約2080人ですね。

 

 

「数えきれないほど何回も思ったことがある」

と回答した人は

6500人の7%でした。

約450人ですね。

 

 

14人に1人です。

 

 

3人に1人であれば

割と多くの人がそう感じてるんだな。

 

 

という印象ですが。

 

 

14人に1人となると

少数派なんだなと

思いますよね。

 

 

このブログで発信している

第3ケース「こっち側」の

ママやめ検索ママ

 

 

それは

「母親をやめたい」と

検索することで

なんらかの手立てを探しているお母さんのことです。

 

 

NHKのアンケートは

「母親にならなければよかった」

と思った回数なので

ニュアンスは違うのですが。

 

 

私がアンケートの回答者なら

「数えきれないほど何回も」

とりあえず選びます。

 

 

こっち側ママ

この調査結果の7%の中に

いるのだろうな

というのが仮説です。

 

 

逆に言うと

7%の人すべてが

こっち側というわけでも

なさそうです。

 

 

チョコチョコチョコ

 

 

「母親にならなければよかった」と

数えきれないほど何回も

思ったことがある。

 

 

ここに回答した7%の人も

また別のグループに分かれるだろう

ということは

『母親になって後悔してる』

を読んで理解しました。

 

 

著者のオルナ・ドーナト さんは

冒頭ではっきりと分けています。

 

 

今の知識と経験を踏まえて、

過去に戻ることができるとしたら、

それでも母になりますか?

 『母親になって後悔してる』より引用

 

 

この問いに

YESと答える群と

NOと答える群が

いるということです。

 

 

本に登場するのは

NO(ならない)と答えた群です。

 

 

著者は

・過去に戻れるなら

母親になることを選ばない

・個人的に母である利点はない、

または利点は欠点を上回らない

と答える人を

インタビュー対象にして

本を書いています。

 

 

「母であることに苦しんでいるが、

母になったことを後悔はしていない」

 

 

「母であることに苦しんでいて、

母になったことを後悔している」

 

 

別物だと書いてあるのです。

 

 

そりゃそうだ!だいぶ違う。

でも定義されないと

混同しがちになるのも分かる気がしました。

 

 

「母になった後悔」

について話を始めると

いつも「母である苦しさ」

論点がすり替わってしまう

のだそうです。

 

 

いやいや、苦しさの話を含めると

箱は広がってしまうんだ。

私は後悔について語るのだ。

 

 

という、その強い表明を見ると。

 

 

「母であることに苦しんでいるが、

母になったことを後悔はしていない」

 

群よりも

 

 

「母であることに苦しんでいて、

母になったことを後悔している」

 

群は、さらに少数派である

ということが伺えました。

 

 

 

チョコチョコチョコ

 

 

NHKアンケートでは

あなたが1回以上思った

「母にならなければよかった」は

ガチのゆるぎない後悔ですか?

それとも苦しさの吐露ですか?

とまでは聞いていないので。

 

 

両方含まれているように

思いました。

 

 

私も回答者だったら

「数えきれないほど何回もある」

以外、選べない。

 

なぜ「母親にならなければよかった」と感じたのか、理由を複数回答で聞きました。最も多かったのは「自分はよい母親になれないと思う」という回答で42%となりました。

「母親になったことを後悔しないようになるためには、誰が変わる、または何を変える必要があるか」尋ねたところ、最も多い回答は「自分自身」で61%という結果になりました。

 

 

これは、

自分自身が変わることで

いいお母さんになりたいんだ。

という気持ちに見えます。

 

 

本の主訴どおりに

後悔している、

母である利点は私にはない、

言い切る勇気ある人は

もはや「私はよい母、悪い母」

という次元にいないような気がして。

「自分が変わることで、気分は変わるかもしれない」という可能性を超えた結論に思えるのです。

(まだ全部読んでないので読み終えたら変わってるかもですが)

 

 

性的マイノリティをはっきりと自認している方が、自分自身(考え方、習慣、自らが思う欠点など)を変えたらマイノリティーではなくなるかも、という次元にはもはやいないだろうことと、近しく思えるのです。

 

 

だから、アンケートのきっかけである

『母親になって後悔してる』の本と

アンケートそのものは

扱うところが

少し異なっていそうですが。

 

 

タブー感がある

口に出してはならぬ感がある

そういうことを

オープンにしていて

とてもとても興味深いです。

 

 

第3ケース「こっち側」の

ママやめ検索ママ

に当てはまる人が

「後悔」について

どう位置づくのか

未知ですが。

 

 

私個人は厳密に問われた場合

母であることでの

葛藤は大きいが

母になったことそのものは

後悔していないになります。

 

 

 

オルナ・ドーナト さんの

研究対象からは外れますが

NHKアンケートの方では

一時的で投げやりな感情表現として

「母親にならなければよかった」

という思いを経験したケース

カウントされていてよさそうですよね。

 

 

 

後悔の念を抱えながら

子育てすることを想像すると

より一層、口に出せなくなるような

気がしました。

 

 

少ない

共感が得られないと

分かっていることって

口に出せないんですよね。

だからスマホにつぶやくんだけど。

 

 

もうお母さんやめたいよ

子育てに向いてないんだよ

私なんて母親失格なんだよと

SNSの中で吐露できるのは。

 

 

私の場合、自分の中に

お母さんになって良かった

という気持ちが

疑いなくあるからなのかもなぁ。

 

 

そんなことに気づき

ハッとしました。

 

 

 

 

みなさんはどうですか?

 

 

 

 

というわけで。

 

 

こっち側ママ

全体の7%以下くらい

14人に1人以下くらい

日本の中にいる数十万人(※)の中の

一定数なんだろうな。

 

 

というのが

大ざっぱすぎるけど

勝手にしっくりきている見立てであります。

 

 

※いろいろ端折って

18歳未満の児童のいる世帯:1232万4千世帯(2022年)

母親のいない世帯:1%(1999年)

→母親の数:約1220万人

こっち側適齢期を子5~15歳としたとき

→適齢期の母親:約670万人

→その中の7%:約47万人

→日本に数十万人

 

 

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