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星を掬う(町田そのこ)

 

2021年10月25日

中央公論新社

 

327ページ

 

 

町田そのこ 2021年本屋大賞受賞後第1作目は、すれ違う母と娘の物語。

小学1年の時の夏休み、母と二人で旅をした。
その後、私は、母に捨てられた――。

ラジオ番組の賞金ほしさに、ある夏の思い出を投稿した千鶴。
それを聞いて連絡してきたのは、自分を捨てた母の「娘」だと名乗る恵真だった。
この後、母・聖子と再会し同居することになった千鶴だが、記憶と全く違う母の姿を見ることになって――。

 

著者について

町田そのこ
1980年生まれ。福岡県在住。 「カメルーンの青い魚」で、第十五回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。2017年に同作を含む『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。他の著作に『ぎょらん』『コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―』(新潮社)、『うつくしが丘の不幸の家』(東京創元社)がある。

 

 

先日映画の

「52ヘルツのクジラたち」

がとても良くて

原作本をもう一度読み返したくなって

図書館を調べたら

予約が数百人入ってて

予約をあきらめたものの

町田そのこさん作品を

読みたくなって

 

大人借りしました

 

 

とにかく

町田そのこさん作品を

読みたいと言う気持ちだけで

図書館の本棚にある3冊全部を

借りたのです

 

出版されたときに

とりあえず読みたい本リストには

入れていた作品ですが

なぜリストに入れたのかも

思い出せないまま読み始めました

 

母が認知症になる

それまで良い母子関係を築けないまま

再会したときは

こちらが求めていた母ではなかった

幼いころの記憶にある母

答えが欲しい

でももう求められない

 

そういった感情が

わたしには響いてきました

 

 

町田そのこさん作品読書記録

 

 

2020年

コンビニ兄弟

「コンビニ兄弟(町田そのこ)」

初めて読む作家さんです

本屋大賞で初めてお名前を拝見して

令和2年4月に

「52ヘルツのクジラたち」

を神戸市図書館で予約しました

がいまだに待ち人数がすごくて

いつ手元に届くか予想もつかない状況です

 

ある時

かまちゃんのインスタグラムだったか?

この作品が門司港を舞台にしていると知り

福岡帰省の新幹線で読もうと思って

この本を購入したのが7月

 

母のことでいろいろありすぎて

わたしが福岡でパニックまで起こしてしまい

本を読めない

という心を体験しました

 

やっと読めました

心温まる作品です

 

昨年暮れ東京へ行く直前に

たまたまこの作品の続編が出ていることを

新聞で読んでて

たまたま立ち寄った神保町の三省堂で

続編のサイン本と出会い

続編も購入しました

 

 

2021年

コンビニ兄弟2

「コンビニ兄弟2(町田そのこ)」町田そのこさん作品読書記録

この第二巻の最後

また続編が出るんだろうな

という感じがしました

 

借りた本じゃなくて

買った本で良かったです

続編が出たら

また一冊目から通して読めます

 

 

 

2022年2月

52ヘルツのクジラたち

「52ヘルツのクジラたち(町田そのこ)」町田そのこさん作品読書記録(2冊)

読むのを止められませんでした

雨の日だったから

他に予定もなかったから

中断せずに読めると言う条件もそろっていました

こんな日に読めて良かったです

 

52ヘルツのくじら

だった時代が

わたしも30数年ありました

だからこそ

耳を傾けられるのかもしれない

でも

自分の経験してきたことと

それぞれが違うから

耳を傾けても

聞こえないのかもしれない

聞き逃しているのかもしれない

だけど

耳を傾けていたいです