先日、漫画(ドラマも)「リエゾン」を監修なさっている児童精神科医の三木崇弘先生による「発達障害と二次的な障害」という研修に参加しました。


このテーマは私も講師としてほぼ毎回話します。現場は

子供の発達特性そのものではなく、二次的な障害で困っているのです。


二次障害とは、環境や対応によって引き起こされるもので、例えば心因性の体調不良(身体化)、登校できない、暴言暴力(行動化)などは分かりやすいでしょう。

こじらせて自己否定や自責の念に囚われる(思考化)など負のループにハマっている状態。


発達障害があっても周囲からの理解と適切な対応があれば、二次障害にはなりませんし、回復することも容易いです。

新しい子供を受け持つと、困っているお子さんは複数必ず教室に居ますからね指差し


知っているだろう内容でも、定期的なアップデートは必要で、教育以外の医療の視野からも見てみたかったので申し込んでみました。


結果、スッキリひらめき

今回心に響いた三木先生のお言葉集

①発達障害の困りごとは二次障害(その通り!)

②誰が何に困っているの?を確認(当事者意識)

③長期的、根本的なアプローチと

短期的、対処法的なアプローチ

どちらも大事(研修会ではワークも入れるので両方を1回で収めるのが大変なところ)

④文科省では「統合モデル」だが、医療では「包括モデル」と言う。国連勧告では「人権モデル」

(要、言葉の整理)

⑤障害の細かい分類

Impairment (器質、機能障害)

Disability(能力障害)

Handicap(社会的な不利益)←ココを解決


などなど本当にノートを取る手が疲れ果て心地よい疲労感でした。



私の悪い癖

休日だと午前と夜に研修を入れてしまう悲しい

頑張りがきくと思っちゃうところ不安

休むぞ!

確定申告終わったら。。。


昨日も一昨日も研修漬けでしたが、こちらはまたの機会に。


こちらのご著書を紹介されたので購入予定↓