研究授業の指導案が届きました。

児童の実態を数値化する形式が浸透していますね。授業者の主観+数字は、多角的に見ることにつながります。


実態調査は質問が6つ。

全ての質問で3人以上がネガティブな選択肢を選んでいます。3を下回ることがない。気になる。


これはもしかして。。。。


二次障害


いやいや、特別支援学級で丁寧に個別の配慮をしてもらっている場合多くはないハズ。

でも二次障害についての資料を盛り込むか迷ったので、担当者にこの3人は重複しているか聞いてみました。


同じ3人が全ての項目にネガティブな選択肢を選んでいたのですガーン


例えば

○この教科は嫌い

○友達と協力して学ぶことは楽しくない

○学んだことを日常生活に生かしていない

の様な感じです。


やっても出来ない経験を繰り返し、学習性無力感に陥っている。つまり、早く環境や関わりの不一致に気付いて大人が変えていかないと、子供の行動はどんどん問題化していきます。


担当者からは

○教室から奇声がよく聞こえてくる

○廊下への飛び出しが頻繁

○パニック時の対応に校内で苦慮している


切羽詰まってるじゃーないかびっくりマーク

(あまりの驚きにジョジョが出て来るあんぐり)


研修だとロールプレイングで二次障害への関わりをガッツリやりますが、研究だと主題があって仮説があって、手立てを切り口に検討することが多いので困った。


協議会での先生方のニーズを把握して、必要なら扱えるよう資料だけは準備しておこうと思いますプレゼント