昨日は素敵な長男君の一面を紹介しましたが、人間は多面的なんですね。もちろん私も含め。
今は普段は明るく優しい長男君ですが、ほしい物や食べたい物がある時には、なりふり構わず欲求を叶えるために手段を選びません
欲求には要注意なんです
先日はお風呂上がりの私に、急ぎネットでこれを買ってほしいと急かした息子
「仕事で疲れてるんですが」
「服くらい着せてください」
そう言いながらも、手続きを進めていると、残念ながら売り切れに
昔だったらブチ切れられていたところでしょう。
でも今は、そこまでには至らなくなったのですね。成長したのでしょう
怒らなくていいように沢山助けて、安心させるよう心掛けました。生まれた時から
不安が強い、
易怒性(怒りやすい)、
易刺激性(刺激を受けやすい)、
そして欲求が大き過ぎてコントロール不能になる。
生まれて直ぐこの特性が見られました
生まれてすぐお医者さんに叱られてたくらいです。
発達障害と一括りにはできないほど一人一人違う特性は多様ですし、その程度が大きければ親も先生方も周囲にいる人の余裕は削がれていきます。
今だけ切り取れば発達障害に見えないようですが(親戚の中には今も信じたくない人がいて、私(母親)の考えすぎだと言いたいようです←コレ結構エネルギー奪われるので止めていただきたい)
特別に丁寧な対応は、人知れず今も続いています。何を丁寧にしているかと言えば、
怒り🟰損をする
怒るより優しくお願いする🟰願いが叶い易い
こんな風に行動と結果を整理して伝え続けています。納得がキーワードです。
本人はここ数年で
言い方大事
だと体得したそうです
はっきり言って、愛したくても愛せないほどの荒れ方をされたら、親だって離れたくなります。私も過去には家出しましたからね
で、ガッツリ離れて毒を吐き、元気になったらまたやり直す。その繰り返しです
今、息子に教えているのは
欲求には要注意
という言葉。
誰しも思うようにならない自分を抱えながら生きていくのです。だからこそ、自己理解と対処法を持つことである程度は生きやすくなると私は思っています。
視力が落ちればメガネをかける
膝が痛ければサポーターを使う
怒りたくなったら、コーヒーを飲む
欲求が強くなったときこそ、丁寧にお願いする
大なり小なり、私たちは自分を知って受け入れていくことなんだと。息子にはあと10回は言って聞かせないと分からないでしょうが、私の余力がある時に、息子の耳がクリアな時に伝えていこうと思います。
退院が予想より延びて不機嫌ハラスメントを発動中の長男。
「私にできることがあればやるけど、どうしてほしい?」
と聞いたところ
「放っておいてくれたらいい」
そうです。
少しして、好物のリクエストLINE来ました。
自分で折り合いを付けて偉かった(と心の中でホッとしました)