人を傷つける人は、自身が傷ついている。
そのような場合が多いのかもしれませんし、
加害者も被害者であるケースもあるでしょう。
私たちは、自分のことさえ分からないので、
他人を理解することは、より難しいことですし、
人は、表からは見えない傷も持っています。
自分の心の傷を見ようとしないでいても、
対人関係において問題が生じることでも、
忘れたい傷が疼いている事実を知ります。
なぜ、きつく当たってしまったのだろうとか、
もう少し、言い方を配慮すればよかったとか、
後になって、傷つけた自分も傷つくでしょう。
思いやりが不足しているように感じる人は、
あなたの周りにも、いるかもしれませんが、
その人も、癒えていない傷のある人でしょう。
単純に、性格だからしょうがないのではなく、
傷つける人は、自身が傷ついている人ですし、
そのような見方をしてあげることも大切です。