ご訪問いただきありがとうございます(^^)
「こころ整体院」院長の船山武です。

 

 

先日、NHKでAI(人工知能)を使って健康寿命を延ばすヒントを探す番組をやっていました。

 

AI(人工知能)が、

延べ41万人もの65歳以上の生活習慣や行動のデータを徹底的に学習、分析して導き出した答えの一つがとても興味深いものでした。

 

ちなみに健康寿命というのは、

「日常生活に制限なく、自立して、健康で何歳まで生きられるかを示す値」のことです。

 

つまり、

健康寿命が長ければ長いほど、寝たきりにならず、人生の最期まで元氣で生活できる期間が長くなるということです。

 

 

 

AIが導き出した健康寿命を延ばすカギとは…

 

食事や運動よりも、「本や雑誌を読む」というものでした⁉


 

一見、意外な答えのような氣がしますが、

実際、全国で最も健康寿命が長い山梨県(男性は全国1位、女性は3位)は、人口に対する図書館の数がダントツの全国1位!
ところが、運動やスポーツの実施率では、なんと全国最下位。

…にもかかわらず健康寿命が全国で一番長いのです。

 

AIが導き出した答えは、あながち間違いではなさそうです ( ゚Д゚)スゲー

 

 

 

では、どうして「読書」が健康寿命を延ばすことにつながるのでしょうか?

 

AIは、データの分析を行うだけなので、その理由については教えてくれません。

ここからは人間が自分たちで考える必要があります(スタジオでも色々な意見がありました)。

 

 

僕は、その一つの可能性として“脳”が関係していると考えています。

 

幼い子供は、見ること聞くこと、そしてやることのほとんどが初めての事ばかりです。

初めての事を解釈したり、行ったりするとき、子供の脳は新しい神経回路をつくるために活発に活動します。

 

そして、

学習することで、安定した神経回路が構築されると、私達はその事に慣れてきます。

慣れると“自動モード”で多くのことを解釈したり、こなしたりできるようになります。

 

歩く、トイレをする、服を着る、歯を磨く、本を読む、字を書く、自転車に乗る、スポーツをする、会話をする、車の運転をする 等、

これらのことは、今では簡単に出来ますが、最初は一つ一つ学習しながら身に付けてきたものなのです。

 

 

 

学習し、そのことに慣れるということは、脳の中に特定の神経回路(パターン)を確立することであり、これは私達に多くのメリットを与えてくれます。

 

それは、

より少ないエネルギーで、より効率的に物事を成し遂げることができ、脳にとってもエネルギー消費を節約できることで他の事にエネルギーを回せるようになるというメリットがあります。

 

しかし、

問題なのは、私達は一度このような神経回路(パターン)をつくってしまうと、そのパターンに依存するようになってくるということです。

 

例えば…

◇一度見たものは、その記憶を基に解釈する⇒異なる視点は取り入れない

◇家族の会話はいつも同じように解釈する⇒相手の本当の思いに意識を向けようとしない

◇毎日いつもの変わらない日課をこなそうとする⇒面倒なこと(新しいこと)はやらない

 

という具合です。(僕も結構あります…(^^;))

 

 

そして、同じパターンを使って、同じ生活をしつづけるとどうなってくるかというと…、

 

脳は新しい神経回路を新生しなくなり、エネルギーを使うことがなくなり、どんどん萎縮していきます。

 

そうすると脳は、既存の回路のみで様々なことに対応しようとするので、その対応力・調整力はどんどん低下していくのです。

 

つまり、

新たな視点を取り入れることをせず、新たな立場で考えることをせず、新しいことを始めようとしないと、「心の対応力」「体の調整力」はガタガタと崩れ落ちていくのです。

 

これが「体の動きのバリエーションの低下」や「心の柔軟性の低下」を招き、転倒による骨折、病氣への抵抗力の低下、認知症の発症等によって健康寿命の低下につながるのです。

 

 

 

 

 

“読書”は、新たな視点を取り入れることや、新たな立場で考えることを、知らず知らずのうちに与えてくれます。

そして、新たな刺激が入ることで心は柔軟になり物事にワクワクする余裕が生まれてきます。

それが新しいことを始めるエネルギーを生み出していくのです。

 

だからこそ、“読書”が健康寿命を延ばすことに寄与するのかもしれません。

 

 

読書に限らず

今までのパターンを崩し、に新しい回路をつくること意識するだけで、私たちの“心と体”はどんどん活性化されていくのです。

これは、日常の中で常に学び、自分を変化させていくということです。

※脳は、刺激次第で何歳からでも新しい神経回路を新生させることができると言われています。

 

 

新しいことはエネルギーを消費するし、疲れるし、面倒なので、

私達は全てのことを慣れた方法(自動パターン)で楽に行いたいと思います。

 

 

だけどあえて、

今までの慣れたパターンを少し横に置いて、

新しい視点で見て、考えて、行動してみてはどうでしょうか。

 

思いもよらない恩恵があるかもしれませんよ (*^。^*)

 

 

 

今回も最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

 

『こころ整体院』ウェブサイト: http://kokoroin.com/