⚫︎このブログは、2021年4月より、
心屋仁之助に代わり
心屋オフィシャル入門インストラクターと
オフィシャル認定講師によってお届けしています
心屋塾入門インストラクターの
竹内やすこです。
数年前の私は、自分に行き詰まりを感じていました。
好きな仕事をして、それなりに収入もあり、友人も多く、旅行や趣味に忙しくプライベートも充実していました。
なのに、どう言い表していいかわからない不足感や焦りを常に感じていました。
今のままじゃダメだ、もっと仕事増やさないといけない、もっと稼がないとやっていけないと、
仕事が増えると思われることをがんばってやっていました。
そして同時に、私はもっとできるのに、いろんなことをしたいのに依頼してもらえないと、自分をくすぶらせていました。
あるとき気づいたことがあります。
自分の好きなこと、やりたいことをしてきたと思っていたけれど、そのほとんどが「失敗しない」ことの中から選んできたんだ、ということ。
私は、自分が知ってること、できること、赤字にならないこと、恥をかかないことの中だけで、
好きなこと、やりたいことを選んできたと気づいて、愕然としました。
「損してもいい」
と、心屋では言います。
これは「失敗してもいい」ということです。
失敗してもいい。
大事なのは、そのことで何かを感じること。
それに、今の自分が「失敗」だと思っていることは、未来に向かう長い大きな時間軸から見たら、大事なターニングポイントなのかもしれません。
私は今でも、失敗することが怖いです。
何か新しいことに向かおうというとき、
周りの人になんて思われるだろう、笑われるかもしれない、たいしたことないと失望されるかもしれないという気持ちがブレーキをかけてきます。
長年、自分のネガティブな感情をスルーすることで自分を守ってきた私は、油断したらすぐ、「怖い」気持ちをなくそうとしてしまうので、
自分の中から出てくる思いを受け止めることを、意識的にしています。
思考で自分を納得させるのではなく、私はどう感じてるのかをわかってあげることにしています。
だからって、「怖い」気持ちはなくならないけれど、
「怖い」ままでも一歩ふみだすことができるようになってきました。
そうして、大小さまざまな「失敗するかもしれないけどやってみる」ことを重ねていったら、いつのまにか私の中の不足感や焦りの感覚はなくなっていました。
この夏、初めての人たちと新しい試みの舞台作品をつくりました。
これまでの私だったら、赤字を抱えてまではやろうとも思わなかったこと。
何かをやろうとするときに、「怖い」気持ちが出てきたら、
それは「やりたいこと」です。
怖いまま勇気を出してやってみてほしい。
とはいっても、怖くて動けないときは、
その「怖い」につながっている、自分自身を縛り付けている何かを見つけてから、一歩ふみだすのもアリだと思います。
▼今回の記事担当は、竹内やすこ でした
ブログ:https://ameblo.jp/akiyaccoro/entrylist.html
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