ひとは、自分の恐れを
他人に忠告する。
あなた、そんなことしてると
○○になるよ
あなた、これをしとかないと
××になるよ
あなた、そんなことしたら
△△って言われるよ
これ、実は
全部自分に向けた言葉。
自分が隠してる
ホントの気持ち
自分ががんばって
押さえ込んでるホントの気持ち。
せっかく自分が押さえ込んでるのに
目の前でされるからイラつく。
イラつくのは
「怖い」から。
自分の恐れを
「あなたも、危ないからやめときなさい」
って、共有して
「あなたも恐れなさい」
って押し付ける。
あなたの恐れは
あなたの恐れだ。
相手には関係のないこと。
むしろ相手は
あなたの忘れていた恐れを
浮かび上がらせてくれたのだから
本来言うべきなのは
「ありがとう」だ。
自分が誰かに忠告したくなったときに
思い出したいことば、でした。
ええ、そうです。
だから
いま僕は自分に向かって
書いてるのですよ。
「そんなに恐れないで」って。
「大丈夫だから」って。
僕が恐れてるのは
コロナ以外の何か、ですが、ね。
そんなことしてると
○○になるよ
これをしとかないと
××になるよ
そんなことしたら
△△って言われるよ
ゆっくり、お茶淹れて、飲もうね。
心屋仁之助 
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