★カウンセリングの無料化と、なんでも醤油をかける女の物語。 | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

 


 

 
 
2009年のブログに、面白いことを書いてました。
 
 
 
 
「何にでも醤油をかける女の物語」です。 
 
 
 
ある街に、いつも食卓に醤油を置いている家がありました。
 

 

その家では、いつの頃からか(先祖代々?)出てきた食べ物には
何にでも醤油をかけるという習慣がありました。
 

 

その家で育った裕子さんも、当然のごとく何にでも醤油をかけます。
卵でも、カレーでも、プリンやケーキにも醤油をかけます。
 

 

子供のころから、家族のみんながそうしてきたし、
それが当たり前だと思っていたから。
 

 

小学校の給食にも、いつも魚の形の容器に入れて、
醤油を持っていっていました。
 

 

先生やみんなから、不思議がられたり、変な扱いを受けましたが、
裕子さんは、逆にみんながどうして掛けないのか不思議でした。

 

 
だから、裕子さんにとっては、すべての食べ物が塩辛いものでした。
だから、「甘いもの」や「まろやかな」ものがあることさえ気付きませんでした。

 

 
年頃になった裕子さんは、彼氏から言われました。
 

 

「今まで我慢してたけど、何にでも醤油をかけるのはやめてくれないか。
 こうやって美味しいケーキを買ってきたんだから、甘さを楽しまないか」

 

 
裕子さんは、何を言われているのかわかりませんでした。
 

 

「甘さって何? 見たことも食べたこともないわ!
 どうして醤油をかけたら駄目なの??!!
 

 

 前から思ってたけど、私も言わせてもらうわ。
 どうしてあなたは、醤油をいつも持ってないのよ!!」

 

 
裕子さんは、自分を否定された気がして、とても悲しく感じました。
そして、そこから裕子さんの行動が変わったのです。
 
(いいわよ、じゃあ何にでも醤油をかけないでいるわ)
 
裕子さんは、天の邪鬼になって、極端な行動に出ました。
 
 

 

 
お刺身も、醤油をつけない、卵かけご飯にも醤油をかけない、
焼き魚や焼き海苔、煮物を作る時にも醤油を使わなくなりました。
 

 

そして、どうしてここの料理はこんなに美味しくないのよ!!
と、毎日のように怒っていました。
 
「ちょうどいい」というものが、わからなくなってしまったのです。
 
-------------
話しを最初に戻しましょう。
 
裕子さんの育った家庭では、何にでも醤油をかける文化でした。
だから、「すべての食べ物には醤油をかけるものだ」と信じて疑っていませんでした。
 

 

だから、見た食べ物すべてに、醤油をかけます。
それが「常識」「当たり前」「信じて疑わないもの」だったのです。
 

 

そして、これが「ゆるぎない大前提」であり、
そして、これが「裕子さんだけの現実」であるわけです。
 
目の前の「出来事」すべてに「醤油という自分の価値観を混ぜる」
その結果、「自分だけの醤油味の現実」が繰り広げられます。

 

 
すべてがそう「見える」。それが、現実なのです。
 
 

 

彼が浮気しているはずだ、という目で見れば(疑いの醤油をかければ)
彼の言動のすべてが、疑わしく見える。

 

 
自分はつまらない人間何だ、という目で見れば(つまらない醤油)
他人の何気ない行動が、すべて自分がつまらないんだと思わせられる。

 

 
あの人は私を避けてるんだ、という目で見れば(避けてる醤油)
mixiのコメントが減っただけで(やっぱり避けられてるんだ)と感じ始める。
 

 

 
目の前の現実を、醤油をかけた目で見れば、すべてが茶色に見えるし、
目の前の現実に、何にでも醤油をかければ、すべてが塩辛くなります。
 
それに、醤油をかけたほうがおいしくなるものもたくさんあるのです。
 
-----------
 

 

これは、こういうものだ
これは、こうであるはずだ
これは、こうするべきだ
 
これを、「思い込み」とか「先入観」といいます。
それは、誰かから教え、刷り込まれてきました。

 

 
目の前の現実を見るときに「醤油をまず掛けるんだよ」と教えられてきました。
 

 

「醤油をかけたほうがおいしいんだよ」
「醤油をかけるのが普通なんだよ」
「醤油をかけないと、失礼なんだよ」
「醤油をかけない人は、悪い人なんだよ」

 

 
さらには、誰かから

 

「あなたは、醤油みたいな女だよ」と言われて、
そう思い込んでしまった人もいるかもしれません。
 
そう「大前提」が間違っているのです。
 

 

間違った大前提の上に、
いくら努力しても、もっと大きな間違いが拡大するだけです。
 
勘違いが加速するのです。

 

 
-----------
自分の「べき」に反する人が「苦手な人」です。
 

 

「なんであなたは、醤油をかけないの!!!」と嫌な気分になります。
これが「自分だけの制限・自分だけのブレーキ」です。
 
逆に
「そう、あなたは、私と同じ醤油をかけるよね、素晴らしいわ」
というのが「好きな人」「憧れる人」です。
 
「そう、あなたは私と同じ味覚を持ってるから素晴らしい」なのです。
 

 

 
その自分と違う価値観を持った人、

 

自分と同じ醤油をかけない人を許すワークが、
 

 

それが「まだ許せない」「それはおかしい」という気持ちが強いと、
すごく嫌な気持ちになるのかもしれません。

 

 
「醤油をかけてもいいし、かけなくてもいい」
 

 

今までは、「醤油をかけないとだめ」「かけるべき」
もっと極端にいえば「醤油をかけないと怒られる・嫌われる」でした。
 
それを

 

「醤油をかけるのも、いい」「かけないのも、いい」と、
どちらにも○(マル)をつける。
 
そして、自分で「選ぶ」ことができるのです。

 

 
繰り返しやってみてくださいね。
 

 

 
あなたは、目の前の出来事に、どんな醤油をかけていますか。
 
目の前で嫌な出来事、なにかを疑いたくなる「はずだ」な出来事を見たとき、
 「これは私が勝手に醤油をかけているだけかもしれない」
 
そう思って見ててください。

 

 
「あれ、勘違いだったんだわ」という出来事が、次々に起こりますよ。
 
 
ーーー ーーーーー
 
心屋(こころや)です。
 
2009年からこんなこと言ってたんですね。
 
 
この本にも掲載されてます。
 
 
 
それを、2019年版で少し。
 
 
 
 
 
 
「え?!なんでケーキに醤油かけてんの?!!」
 
「え?!うちの家では、昔から全部の食べ物に醤油かけるよ、おかあさんもおとうさんも“醤油かけなさい”って言うし」
 
「え?ケーキにも?!」
 
「うん、おかしい?!」
 
 
「おかしい?って。。。。絶句。。。そんなことして美味しいの?甘いのが台無しじゃん」
 
「え?美味しいって、あまいって、なに?!」
 
 
「え?!  え、ええーー?!」
 
 
この「醤油」が、ネガティブな言葉たち
 
お金は汚い、とか
ひとを信用するな、とか
世の中は甘くない、とか
努力と我慢してればいつか報われる、とか。
甘えるな、とか
ひとに迷惑かけるな、とか
将来なにがあるかわからないんだから、とか
 
 
甘ーい出来事があっても
それにまで醤油かけちゃって
 
「世の中は、全部茶色くて塩辛いの」
 
 
って言ってる。
 
 
僕らが「世界は甘いんだよ、辛いのも酸っぱいのもあるけどね」
 
と言っても
「そんなの信じられない」
「茶色くて塩辛いのが現実なんです」
 
 
 
 
 
 
これを
「染脳」と言います。
「づけ」脳🧠ですよね。
(づけまぐろみたいな)
 
 
自分では染まってることに気づかないけど、いつも自分の身の周りは醤油の匂いしかしない。
 
 
それを僕らは「洗」脳してるのです。 
 
 
 
 
 
染み込んでるから
なかなか取れないです。。。  
 
 
 
 
。。。。。
 
 
 
何にでも醤油かけんなーーーー!!!
 
 
 
どんなに美味しいケーキにも
醤油かけたら台無し
 
 
どんなに新鮮なお刺身にも
ハチミツかけたら台無し
 
 
ごはんは、
素材以上に
調味料が大事なのかも。
 
 
だって
美味しさを引き出すことも出来るし
台無しにすることも出来るんだよ。
 
 
あなたは
自分の人生に
どんな調味料をかけてますかヘ( ̄∇ ̄ ヘ)
 
 
素材は最高なのよね、みんな。
 
 
 
平成の大晦日の昨夜は
 
 
行きつけの、いつものお店で
 
 
いつものマリネ
 
 
いつものオニオングラタンスープ
 
 
いつものマカロニグラタン
 
 
いつもの大人のハンバーグ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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