「あー、お腹すいた」
「そこに、おにぎりがあるじゃないの」
「あ、これは食べられないのよ」
「たべればいいじゃん」
「だめよ、こんなの食べたら、お腹壊すわ」
「なんでよ、お腹すいてるんでしょ」
「おにぎり食べたら、お腹壊すんだよ」
「なんで??」
「え、なんでって、当たり前じゃん」
「でも、みんな食べてるよ」
「あの人たちは、食べても大丈夫な人なのよ。
あたしは「お腹の弱い人」なのよ。
あーあ、お腹すいた。なんで私だけご飯に恵まれないんだろ」
「だから、おにぎりあるじゃんって」
「だから、それはダメなんだってば」
「あそ、じゃ私が食べるわね」
「いいわよ」
「おいしーーー( ̄▽ ̄)」
「お腹壊すわよ」
「おいしーーー、こわさないもーんだ」
「なんてひどい人、わたしがこんなにお腹すいてるのに」
「じゃ、食べればいいじゃん、おにぎり」
「なんてひどいこと言うの・・・」
「わたしはねおにぎりを食べてもいい って、言ってごらん」
「なんてひどい・・・わたしがこんなに苦しんでるのを見て笑ってるのね」
「・・・・(-_-メ)」
「なんで私って、いつもお腹すいてるんだろ・・・」
「えーーーから喰えーーーっっ!!!」
「きゃーーーーーー!!!! いやーーー、しぬーーー、お腹壊す―――!!!」
「・・・」
「・・・もぐもく・・・」
「うまいだろ」
「う・・・うま・・・・ くなんかないわよ」
「うまいだろ」
「げふっ」
「どうよ」
「・・・お、おいしい。。。 なんでもっと早く食べなかったんだろう」
「だろ」
「なんで教えてくれなかったの?!」
「なぐるぞこら」
「きやー」
「なんで、おにぎり食べたらお腹壊すって思ってたんだ」
「だって、お母さん言ってたもん」
「ああ、あの太ったお母さんね」
「そうそう、わたしがおにぎり食べようとしたら、おかあさんにいっつも怒られてたの。おにぎりには、握った人の手の黴菌がいっぱいついてるからお腹壊すから食べたら行かんぞ」って
「あ、それ信じてたんだ」
「違うの?」
「うん、それて信じてたら、日本人全員死んでるよ」
「・・・実に面白い」
、
※これは、「例え話」です。
「おにぎり」の話ではないですよ。
誰かが空に落書きしてた
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