宗教シリーズで行ってみましょう。
昨日は
がんばる教 と
なんかしらん教 のお話でした。
これ、「前提」の話でもあります。
がんばる教 のひとは
「恐れ」でいっぱいです。
がんばらないと、たいへんなことになる、という恐れです。
でも、がんばる教を楽しんでいるひともいます。
厳密にはがんばる教ではないのですが
楽しんでいる人は
結果にこだわらず、
がんばること自体を楽しんでいる人ですね。
で、がんばる教の人は
おそれでいっぱいだから
がんばるのは
・怒られないため
・バカにされないため
・嫌われないため
・失わないため
だから、そりゃー
がんばるの、やめられんです。
「バチがあたる」からね。
で、何でもかんでも
「がんばる」に結びつけます。
うまくいったら
がんばったから
うまくいかなかったら
頑張りが足りなかったから。
がんばってないから。
と。
なんでもかんでも。
これが、宗教(信じること)の特徴でもありますが。
なんかしらん教は
前提が
・どうせ愛されている
・どうせうまくいく
だから
うまくいっても、うまくいかなくても
「なんかしらんけど、そうなった」という
バカみたいなものです(笑)
起きる出来事
やってくる出来事を
淡々と感じながら
向かい合いながら
「たいへーん」
「たのしー」
と言いながら勝手に生きていますので
ほっといてあげてください。
---
さて、今日は「せい教」です。
この宗教に入信していると、
これまた、
なんでもかんでも「あれのせい」にします。
「あれ」とは、「悪者」です。
自分の不幸はすべて
「なにかのせい」という宗教です。
夫の浮気も
自分が嫌われたり評価されないのも
自分の病気も
愛されないことも
ひどいことされるのも
お金がないのも
こどものいじめも
会社でのセクハラも
あいつのせい
いじめのせい
会社のせい
学校のせい
親のせい
虐待のせい
お酒のせい
タバコのせい
添加物のせい
宗教のせい
ギャンブルのせい
あの上司のせい
あのひとの発言のせい
あの女のせい
あのテレビ番組のせい
マスコミのせい
法律のせい
夫のせい
彼のせい
国のせい
アメリカのせい
警察のせい
公害のせい
戦争のせい
原発のせい
ひいては
太ってるせい
ぶさいくなせい
体が弱いせい
暴力のせい
お金のせい
郵便ポストが赤いのも
そのせいです。
と、
なにかに責任を押し付けて
自分の不幸をすべてそのせいにして
悪者にして
×をつけて
それを糾弾し
排除しようとします。
いかがですか、
これを「妄想」「盲信」と言います。
宗教をバカにしている人も
だいたい何かを妄想し、盲信しています。
「宗教は怪しい」というのも
そもそも、妄想であり盲信です。
せい教に入信していると
「それ」が排除されたら
次のターゲットを探して
また「あれのせい」を繰り返します。
終わるまで。
たとえば、
自分が結婚できないのは
太っているせい、だと。
で、痩せても
結婚出来なかったら、
つぎの「せい」が
必要になるでしょ。
「自分」という、
ほんとの問題に
向き合いたくないからね。
終わりって
いつかって?
自分が幸せになるまで。
自分が満足するまで。
で、いつ満足するのかって言うと、
悲しいけれど
「自分のせい」って
気がつくときまで、です。
そのとき
「悪者はどこにもしなかったんだ」
と気づいて
「ずっと、幸せだったんだ」
「ずっと、愛されていたんだ」
と気づいて
「しあわせ」になるわけです。
ただし、
この「せい教」にも
特殊な人がいて
「全部自分のせい」
という人もいます。
不幸なもの、出来事は
全部自分のせい。
あの人たちのもめ事も
貧乏も
消費税の値上がりさえも
自分のせいにしているかもしれない。
このひとにとっての終わりは
「自分のせいじゃない」と気づいたときが
「終わり」です。
でも、どちらもきっと
気づきたくないので
そっとしておくことにします。
この投稿にも
きっと激しく反応する人がいるでしょう。
「攻撃された」
「バカにされた」
「わかってない」
「わたしのは本当なのよ」
と。
・・・バカのたわごとだと思って
そっとしておいてください。
何か来ても
読まずにポイしますから。
--
届いてほしいメッセージは
なかなかそれを必要とする人には届かないもので。。
誰のせいにもしなくなって
誰も悪くないんだってわかったら
ほんっと、楽ですよ。
見えない敵(自分の中のジャッジ)と戦うのは疲れますから。
性格リフォーム
心理カウンセラー
心屋でした。
・現在心屋仁之助によるカウンセリングは休止しています。
・こちらの情報からそれぞれの担当にお申し込みください。
・現在、ライヴ会員の募集は満席により中止しています。
・次回の募集などはDVD会員にのみご案内していますので
まずはDVD会員になっておいてください。
