おはようございます
性格リフォーム
心理カウンセラー
心屋です。
先日のナイナイアンサーでの
遠野なぎこさんのお話は
やっぱり僕の周りでも
大きく反響があって
あのセッションは
一時間近く行われました。
放映はされませんでしたが、
セッション終了後
お母さんの顔を思い出した時に
今までは悲しい顔・怒った顔しか
思い浮かばなかったのが
お母さんの笑顔が
浮かぶようになったと
言っておられました。
あんな親
もう二度と会いたくないですよ。
最初は言われていましたね。
でも、最後は
「会ってもいいかな・・・」
まで変化していました。
でも
まだまだこれからです。
それでも
今までの真っ暗やみの中にも
希望の光は
見えたと思います。
***
子供を愛せない親がいる。
・そんなはずはない
・そんな親がいるはずがない
・だから、それができない親はおかしい
と、言われます。
でも、そんな親もいます。
子供に嫉妬する親も
子供より男に走る親も
子供に構っていられないぐらい
仕事や苦しみに没頭する親も。
その親を責めるのは簡単です。
そんな親を切り捨てるのも簡単です。
そして、責めて切り捨てたとき
自分の人生を捨てることにもなるのです。
いい・わるい ではなく
「そういうもの」なのだと思います。
だからと言って
そんな親でも受け容れましょう
そんな親でも許しましょう
という話ではありません。
受け容れるかどうかは
その本人が決めることですが
受け容れることも難しいと思いますが
受け容れないことも
実は自分の気持ちにウソをついているのだということも
本人が一番よく知っているのだと思います。
ホントは、甘えたかった
ホントは、抱きしめて欲しかった
ホントは、遊んで欲しかった
ホントは、とても悲しかった
ホントは、大好きだった。
自分の親を、嫌いになれますか?
なぎこさんも言われていました。
自分のことを愛してくれない
望んでも望んでも叶わないとしたら
嫌いになって当然です。
自分の思い通りにならない
自分の人生を邪魔する
自分の自由を奪う存在
嫌いになれる親はいます。
嫌いになってしまう親もいます。
でも、「人道的に」言えない
でも、言っちゃいけない
そして、実は
嫌いになんてなりたくなかった。
ホントは、甘えさせてあげたかった
ホントは、抱きしめてあげたかった
ホントは、遊んであげたかった
ホントは、とても悲しかった
ホントは、大好きだった。
だから、罪の意識でいっぱいで
子供が怖くて仕方なかった。
それは、自分の劣等感を突きつけてくるから
それは、愛せない自分の罪悪感を突きつけてくるから
それは、自分の大切なものを奪って行くから
ほんとうは、
嫌いになんてなりたくなかった。
毒親
こういう親は○○だ
そう分析して切り捨てることは
簡単です。
そして、切り捨ててきたのに
気がつけばその親と同じようにしか生きられない
自分に気づく。
「あなたにも、こんな汚いところがあるんだよ」
そんな
一番認めたくないものを
認めるために
認めたくないと言っても
その事実があるんだよと
認めるために
それぞれが存在している。
「あんな親は変わらない」
「なんで自分が許さないといけないの」
と、
被害者モード全開の人は
非難するでしょう。
それは
自分が受け容れたら
他人は簡単に変わる
ということを
ただ「知らない」から
それは
自分が受け容れることは
「負け」だから、それを認めたくなくて
意地を張っているだけだから。
毒親を責めて
自分の人生が幸せになるのならば
いくらでも責めるがいいさ。
でも
そうじゃないやん。
いつも誰かに怒ってるやん
いつも自分を非難するひと(受け容れてくれない人)と
闘ってるやん。
いつも
身近な人こそ
非難するやん。
実は
心の中に
ぽっかり穴があいてるやん。
それを必死に
埋めようとしてるやん。
仕事や
ご飯や
愛情を求めて。
その
一番認めたくないものを
認めたとき
一番欲しかったものが
手に入るのです。
ホントは、大好きだった
そんな親のようになってもいい。
そんな親の血を受け継いでいるのだ。
その
一番認めたくないものを
認めたとき
一番欲しかったものが
手に入るのです。
その
一番認めたくないものを
認めない限り
一番欲しかったものは
永遠に手に入らないのです。
人生の中での
最高の大損でしょう。
でも
それが
一番の幸せを
連れてくるのに。
誰かを責める人生ではなく
責めたい誰かを「使って」
自分を知り変えていく人生に
切り替えてみませんか。
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今日もコメント欄は閉じています。
それぞれの中で感じてくださいね。