先日、永平寺にお参りしたときに、
道元禅師の言葉が飾ってありました。
現代意訳してあったものですが
少しご紹介します。
「無常ならざるもの
生まれたものは死に
会ったものは分かれ
持ったものは失い
作ったものは壊れます
時は矢のように去っていきます。
すべてが『無常』です。
この世において
無常ならざるものはあるのでしょうか」
という言葉でした。
仕事も
家族も
恋愛も
人間関係も
きっと同じ。
山も、登れば必ず下る。
息も、吸えば吐く。
・死なないように
・別れないように
・失わないように
・壊れないように
・老けないように
・減らないように
・下がらないように
・怒られないように
・笑われないように
・嫌われないように
・・変化しないように
・・・成長しないように
・・・・幸せにならないように
と、抵抗している人もいる。
そんなことしたら、「見返せない」
そんなことしたら、「あなたの言うことを認めることになる」
怖がって
怖がって
自分と言うものを
見失っていく。
そんな「自然」に抵抗するから
物事がうまくいかないのかもね。
ということは・・・・・わたしたちは
・いつか必ず死に
・いつか必ず別れ
・いつか必ず失い
・いつか必ず壊れ
・必ず老け
・必ず減り
・必ず下がる
・必ず怒られ
・必ず笑われ
・必ず嫌われる
ということは・・・・・わたしたちは
・必ず成長し
・必ず出会い
・必ず手にする
・必ず作り出し
・必ず夢を叶え
・必ず笑う
・必ず優しくされて
・必ず認められ
・必ず愛される
そして
かならず、幸せになる。
これが当たり前のことで
これが自然のこと
目の前にやってきたものを
「そうなんだ」
と、受け入れると
「流れ」が始まる。
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