■自分と同じつらい目には遭わせたくない | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

おはようございます、心屋です。


今日から三日間連続セミナーです。


今日は、京都での初級セミナー

明日は、京都でのオープンカウンセリング

明後日は、京都での初級セミナー、と


のべ50名近い方にお会いします。

楽しみですねー(^-^)


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さて、今朝のテーマ 「自分と同じつらい目には遭わせたくない」


と、本を書く方もいれば、セミナーをされる方もおられます。

僕も似たような口かもしれません。


ただ、これまたご批判いただくのを承知で言いますが・・・


「自分と同じつらい目には遭わせたくない」



えーーー・・・ それ、むりです(^-^)



ええ、同じ目に遭います。

ええ、同じつらい目、します。


どんなに守っても、そのあとで同じ目に遭います。

どんなに考えても、そのすきに同じ目に遭います。


だから、同じ目にあわせてあげてください。



それがダメだと思って、いくら、頑張ってほめて育てても、

それをプレッシャーに感じて、ダメな自分を出せなくなる人もいるんです。




子供がいる方で、いまひどいことをしてしまっている方は、

どんどんひどいことしてあげてください。


「えーーーー!! いやーーー!!」


「じゃ、やめよう」


「やめられないんです」


「ね、じゃ、やろう」


「えーー・・・」



誤解を招きそうな表現ですが・・・・

ええ、誤解してもらってもいいです。


どんどんやってください。

されて嫌だったこと、どんどんやってください。


だって、

やめようと思っても、出来ないですよね。


誰かに止められるから、止めようとするから、思いが残る。

ケンカも、途中で止めるから、恨みが残る。



やってはいけない と思うと、やりたくなります。

やってもいい、と思うと、やってもいいし、やらなくてもいい。


そこに初めて「選択の自由」「自由」が生まれるのです。

「やってはいけない」という「制限」から抜け出しましょう。


やってもいいし、やらなくてもいい、なら、

やらなくていいんです。自分が嫌ならば。


それだけのこと。


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そして 「自分と同じつらい目には遭わせたくない」というのもそうですが、


その人に、つらい思いをする権利を奪わないで。


     「同じ失敗をさせたくない」


その人の、失敗する権利を奪わないで。



どんどん失敗して、嫌な思いをするからこそ、

うまくいく喜びと、人のやさしさという「対極」を感じられるのです。


もし、あなたが それでも何かしたいと思うのなら、

自分がつらい思いをした、それが嫌だと思うのなら、


そういう人を、支援することを考えてみてください。

救うのではなく、支援。


救おうとすると、不思議なことに、「救われたい人」が出現します(笑)

まぁ、支援したい、と思うと、支援されたい人が出現するんですけどね(笑)


救おうとして救えないと、また自分の罪悪感を作り出しますので、

支援ぐらいがちょうどいいのかな、と。


支援は、その人の力を信じて支えること。

救うは「私が」なんとかしようということ。


違い、何となくわかりますよね。



ということで、どんどん同じ目に遭わせてあげてくださいね。

いや、無理にやらなくていいんですよ(汗


ただ、

そういう目に遭っているのを、悪いこと だと思わないで。


つらいこと を悪いことだと思わないで。

悲しいこと を悪いことだと思わないで。


そういう目に遭わせていることを、悪いこと とジャッジしないで。


やってしまう自分を、いったん許して、

それからやめたらいい。

優しくしたらいい。

認めてあげればいい。


してもいい し しなくてもいい 

私は、これから、どっちを選ぼう。




ほら、少し楽になってません?



あ、そうそう これは 「僕の」考えですからね。