■答えも、問題も、自分の中にある。 | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

今朝、シャワーを浴びていたら

面白い定義が下りてきました。


忘れないうちに書き留めておこうと思います。



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「答えは、自分の中にある」

「答えは、あなたの中にある」


心の世界にいるとよく聞く言葉です。



ここにつながって、


「問題〔課題〕は、自分の中にある」 つまり、目の前にはない、ということ。


問題は目の前の出来事ではなく、自分の中に起こる「反応」です。

この反応を知って止めることで、問題が消えていくのです。



だから、答えも自分の中にあるのです。



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以前からよく書いていますが、「問題」という言葉を使うと、

「私が悪い」ととらえる方が多いのですが、そうではなく


「取り組むべき課題」 というニュアンスです。


・それは無理だ

・私はダメだ

・私は劣っている

・私は被害者だ

・私はいてはいけないんだ

・私は認められないんだ

・私は嫌われている、つまらない


という「不要な思い込み・勘違い/反応」 を外していこう、ということです。





目の前の「ただの出来事」に対して、反応する人もいれば、

かたや、どんな目にあっても平気な人もいる。



目の前に「いやなことばかりする人」「裏切る人」「嘘をつく人ばかりいる」というときは、

私の中に、「その出来事に対してクリアにするべき課題がある」という「だけ」のことです。


それ自体に対しても、いい・悪い もない。

「その課題に取り組んでクリアにすればいい」 と、それだけのことです。


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目の前に、自分の意見に反発ばかりする人がいる。

自分のやることを否定ばかりする人がいる。


そんなときは、自分の中に、そういうものがある、という

ただ、それだけのこと。


 いい・悪い ではないということです。




ただ、自分がその「出来事」をよくない、不快に感じるなら、

それに対して反論や異論を挑むのではなく 「ああ、そうなんだ」 と、理解してみる。


そんな風に、すこし考え方を変えれば、

目の前に「映る」「見える」「感じる」 出来事が変わってきます。



自分の正しさばかり集めてみても、

相手も正しさばかり、正当性ばかり集めてきます。


だって、相手はそれが正しいと思っているのですから、

そういうものばかり見えているわけです。




  相手の主張する言い分も、正しい。(相手には相手の都合がある)

  自分の主張する言い分も、正しい。(自分には自分の都合がある)


  どちらも正しい。




だから、どちらにも証拠が山ほどあるのです。



 だから、戦う  を選ぶのか、


 だから、認め合う  を選ぶのか、



それも、自分が決めればいい。


戦う、争う、という、修羅の地獄を生きるのか、


認める、応援する、という、天国を生きるのか、


それも自分で決めればいい。




目の前の出来事に、ただ 「反応」して、飛びついて行く、感情が飛び出していく。

そんな「カエルのような生活」だと、ちぃとしんどいですねー(^-^) と、僕は、思う。 僕は、です。


座禅も 「目の前の出来事に反応して飛び出していこうとする感情を止める修行」だと教わりました。




感情は、考え方が作ります。

目の前の出来事を、よい、悪いと判断する「価値観(考え方)」が、感情を作ります。


自分の価値観に合うものは、素晴らしい、楽しい と感じて、嬉しい感情が湧く。


自分の価値観に合わないものは、間違っている、悲しい、悔しい、許せない、という感情が湧く。





出来事 ⇒ 認知(見た) ⇒ 価値観(いい悪いを判断) ⇒ 感情 ⇒ 行動 ⇒ 結果 ⇒ 価値観を強化 

となっていきます。


 昔学校で、 認知 ⇒ 判断 ⇒ 操作  というような言葉だけ学んだ気がします(笑)



出来事が起こる ⇒ それを自分の5官で情報収集 ⇒ 価値観で判断 ⇒ 感情が生まれる


⇒ 感情に従って行動する ⇒ その感情に応じた結果が出る ⇒ やっぱり、と価値観を強める



この繰り返しです。



だから、


結果を変えるためには、行動を変える。

行動を変えるためには、感情を変える。

感情を変えるためには、価値観(考え方)を変える。


という流れになります。



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ところが、ここで面白いのが、

価値観(考え方)を変えるには、行動を変える、


というのもあるということです。


食わず嫌い、なんていうのがその典型ですね。




「えーから、くってみーやー!」と言われて食ってみたらおいしかった。


そしたら、一瞬で価値観が変わります。そして、問題も消えます。



  「えーから、コーラ牛乳飲んでみーや」と言われて飲んだ人が、

  あれほど嫌がっていたものが、一瞬で「サイコー」と叫ぶ人も出てきます(笑)

   ※注 やっぱりまずーい と叫ぶ人もいます。


  ネガティヴにばかり考えている人が、運動してみることで、

  無理だと思っていたことが、ダメもとでやってみたことで、考え方が変わることもある。


  こんなこと言ったら嫌われる、と思っている人が、

  勇気を出して言ってみる、という行動をとることでよい結果が出れば


 「あれ、言ってもいいんだ」 と、今までの 禁止 ⇒ いいんだ、という許可に変わる(考え方が変わる)


ということもあるのです。




つまり、自分の人生を変えるには、


  考え方を変える


  まず行動を変える




どちらもあり、ということですね。

よいも悪いもない、ということは、どちらも正解、ということです。


自分が正しい、あちらが間違っている、という必要もないのです。

間違っている証拠を集めても仕方がないのです。


だって、どちらも正解なのですから(笑)



関西風に言うと 「まぁ、どっちゃでもえーがな」 てところでしょうか(*^_^*)


自分が正しいと思うほうを、自分が楽しく勝手にやってればいいのです。






  「問題(課題)は、あなたの中にある」


  「だから、答えも、あなたの中にしかない」


  「ヒントは、目の前にある」




  そして



  「問題は、一番嫌っているもの(タブー)が引き起こす。


   答えは、一番嫌っているもの(タブー)の中にある。


   タブー(禁止)を許可する (受け入れる・認める)ことで、問題は消滅する」





そんなことを感じました。

タブーを許可するって、ある意味、人生が変わるぐらい大きなことです。


だから、人生が変わるんですけどね(笑)



タブーを許可する、ということは、

今まで信じてきていたもの、よいと思ってきたもの、悪いと思ってきていたものを

すべて根底から覆すことになります。


それ自体が、タブー でしょう。

今までの苦労も、水の泡になることもあります。


でも、それは、水の泡にして流してしまったほうが、

実は自由になれるのです。執着から解き放たれる。



自由に生きている人ほど、タブーが少ないのです。



これが正しい ⇒ どれもいい

これが間違っている ⇒ どれも間違っていない

失敗してはいけない ⇒ どんどん失敗しよう

許してはいけない ⇒ 許してやろう

嫌われてはいけない ⇒ 嫌われてもいい

ちゃんとしなければいけない ⇒ ちゃんとしなくてもいいや



タブーの世界は すべてが 「いけない」 世界

自由の世界は  すべてが 「いい」 世界



タブーの世界は、いけない ことばかりを体験する地獄です。 あら、やめて、いけないわ、あなた

自由の世界は、 いい  ことばかり体験できる天国です。 あぁ、いいわ、いいわ


まぁ、地獄が好きな方もいらっしゃいますから(笑)

決して、ブター の世界ではありませんよ(^^ゞ



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