■人生は たまたま その2 / たまたま か やっぱり か | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

人生を生きていく中で、色んな出来事が起こります。


  ※以前にも「人生は たまたまだ」  というテーマで書かせていただきましたが、

    今回はまた別の切り口から。




自分の身の回りに、色んな出来事が起こる。

楽しい出来事も、不幸な出来事も、痛い出来事も起こります。


ところが、面白いもので

それぞれの出来事を、人はそれぞれ違うとり方をします。


誰かに悪口を言われた、という人もいれば、

同じ場面で「え、あれ、悪口だったの」と言う人もいます。


大きなけがをした。


「あーなんて不幸なんだ」という人もいれば

「あーいきててよかった」と言う人もいます。


ものは「捉え方」です。



で、では、この「捉え方」がどうやって出来たのかを知っておくと、

これが面白いことになります。


捉え方、考え方です。実はこれが「性格」なんですね。

目の前でたまたま起こった出来事を、どうとらえるか。


不幸にとらえるか ×をつけるか

幸福にとらえるか ○をつける生き方

スルーする     -をつける生き方(スルーした場合。記憶には残らない)

教訓とするとらえかた △をつける


いろんな「とらえ方」「考え方」が、人の数だけあります。




では、なぜそれらのとらえ方が違うのか。

そこを知ることで、考え方 を変えることができるのです。


 ものごとは、悪くとるんだよ、と教えられた。

 ものごとは、いい方に考えると幸せだよ、と教えられた。

 そんなことにはこだわらなくていいんだよ、と教えられた。

 その出来事を教訓として、自分を磨くんだよ、と教えられた。


もしくは、親や大人の言動を見ていて、たまたま 感じ取った。

これが、ひとつ。




もうひとつは、

子供のころに、何かの出来事に遭遇した。


その時に たまたま 悪い意味でとってしまった。

その時に その「理由」を考えた。


 例えば、たまたま 友達に仲間外れにされた。

 親から、たまたま お前はダメなやつだ、と言われた。


その理由を考えた。

親にも、友達にも、本当のことは聞いてない。


だから、「想像」した。


  「わたしの、どこが悪かったんだろう」


と。




実は、「そうされたこと」「そう言われたこと」さえも 「たまたま」なのですが。。。。


・たまたま、からかってただけ。  なのに「いじめられた」と受け取った

・たまたま、機嫌が悪くて、怒っただけ。 なのに「嫌われてる」と受け取った。


・たまたま、褒めなかっただけ。 なのに「自分がダメなんだ」と受け取った。



そして


  「わたしの、どこが悪かったんだろう」




そんな質問を自分にすると、どうなると思います?



そう、自分の「悪いところ探し」をします。始めます。




すると、そのあとの人生に起こる出来事のすべてが、

「お前が悪いんだよ」と言われているような証拠集めの人生になってしまうのです。


 「お前は嫌われてるんだよ」

 「お前はダメなやつなんだよ」

 「お前は恵まれてない奴なんだ」


という証拠を集めます。

 「あ、やっぱり」という人生です。



沢山の出来事、という「砂浜」の中から、

ピンクの貝だけ探しだすように、悪い証拠だけを集めて回ります。



でも、気分は「この砂浜は、ピンクの貝ばかりだわ」になっています。


これが 「その人の現実」 です。「やっぱり」



つまり、人の数だけ、現実が違うのです。

つまり、人の数だけ、集めている貝が違うのです。



それは、 「悪い貝」を探す質問をするから、悪い貝だけ集まるのです。



  「わたしの、どこが悪かったんだろう」



この質問が、悪い貝、不幸な貝を集める質問です。


・私の、モノの言い方が悪いから、すぐ怒らせるんだわ

・私が暗いから、みんな離れていくんだわ

・私の耳の形が悪いから、きっと嫌われるんだわ  (笑)

・私の存在自体が、人に迷惑をかけてるんだわ



「やっぱり」 てな具合です。



人間、悪いところなんて、探せばいくらでもあります。

悪く取れる出来事も、ホシの数ほどあります。


そんな、 たまたま と 自分の思う不幸な自分、ダメな自分を「結びつけた」

それが「悪い出来事」であり、「必然」であり「引き寄せ」と表現されるだけかもしれません。


まぁ、探して集めているぐらいですから、

引き寄せ(やっぱり)と表現してもいいかもしれないし、たまたま、でもあるのでしよう。


しいて言えば、引き集め?





だから、


「悪い出来事は、あなたが引き寄せたんだよ」 というのは「ある意味」 真実です。



でも、これを 「それは、あなたが悪いんだよ」 とは誰も言ってないのです


でも、「あなたが悪い」と言われている、と 「うけとる」考え方があるだけなのです



自分に原因がある ということは 自分が「悪い」ということではありません。




もう一度言います。


自分に原因がある、ということは 自分が「悪い」と言うことではありません。




自分に原因がある、自分が引き寄せた、というのは、

「自分が自分の考え方を証明しようとして、証拠集めをしているだけ」 ということです。



どんな考え方を証明しているのか。


・私は、だめなやつだ

・私は、不幸なやつだ

・私は、人の話を聞いてもらえない

・私は、嫌われてる、


ということを証明したい、証拠を集めてきただけ。



・私は、悪くない

・私は、正しい


ということを証明したいときは、自分の周りに「正しくない」「悪い奴」ばかりを集めます。


そして「ほら、私は悪くないでしょ」と、証拠を集める。

「私は正しい」と、正しい証拠を集める。


すると・・・ 自分の周りには、ずっとそれを証明してくれる人、

つまり「悪い人」がいることになります。



そう、 自分が「悪い」のではなく、 たまたま 「不幸になる考え方を持っている」というだけです。



その「考え方」を持っていると、

つまり、そういうものの見方をずっと持っていると、


ずっと不幸に包まれ続けます。



その 「考え方」 がどうして出来たのか。

その 「受け止め方」がどうして出来たのか。


そこをきちんと探っていくと、それがわかってきます。

同時に、その「思い込み」が始まったことが 「たまたま」 だったとしたら・・・


人生、大きな勘違いをしてきたことになります。



そしてね最後に大事なのは


その「勘違い人生」 は、いまからでも、自分の「意思」で変えることができる、ということです。



どういう 「考え方」 を選ぶのか、は、自分が決める。


自分の人生も、自分の考え方も、自分の感情さえも、自分で決める、


と、決める(笑)



それが 自立 なのです。




そんな方法、一緒に学ぶのが 心屋塾です。

http://www.kokoro-ya.jp/article/13197007.html







最後に・・・・ 残念なお知らせです。































あなたが 「やっぱり」 と思っていること。


それは、勘違いです。

それは、思い込みです。


残念ながら、それは「真実」ではないのです。



だって


その本人には聞いてないでしょ(*^_^*)

あなたがそう「思ってる」だけでしょ。


それを 「思い込み」 というんですよ(*^_^*)



ペタしてね



さて、今日はいい天気。

ちょっとぶらぶらしてきます(*^_^*)