○2010.2.12 ━━━━━━━━━━━━━━━━読者数20,185 ●
「たった一言！ あなたの性格は変えられる！」
第 ２２１ 号 プライドとは
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こんにちは、
性格を変える心理カウンセラー 心屋(こころや)です。
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さて、今回は「プライド」についてお話ししようと思います。
「プライド」
正式な英語の意味は別にして、
僕はプライドには、マイナスのプライドとプラスのプライドが
あると思っています。
僕は今までの人生、基本的に「マイナスのプライド」を基本として
生きてきました。
そう、マイナスのプライドとは「見栄」です。
・恥ずかしいところを見せたくない
・かっこ悪いところを見られたくない
・弱いところ、情けないところを見せたくない
・かっこよく見せたい
・大きく見せたい、いい人に見せたい
そんな「自分を守るプライド」
そのプライドで、心の傷や自分の弱いところを
徹底的に守っていました。
だから、本心や、心の中で思っていること、
裏でやっていることは絶対に見せません（笑）
だから、基本的に人に対して心を開かず、
そして自分のプライドを守るために人をばかにしたりして保っていました。
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そしてもう一つのプライドがあります。
もう一つのプライド、それが 「誇り」です。
自分の大切にしているもの
自分が守りたいもの
自分が貫きたいもの
自分軸
強い意志
そういう言葉で表わされるのかもしれません。
そして、人によっては、上の「自分を守るプライド」が
そのまま、自分の「誇り」になっている人もいるでしょう。
それを守り通す。
この場合の「守る」は「傷つけられないように」とは
また別の意味に聞こえます。
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上でも少し書いたように、
僕は「マイナスのプライド」を軸にして生きてきました。
皮肉なことに、そして面白いことに、
そのマイナスのプライドを守りとおしたおかげで
ここまで生きてこれたのかもしれません。
ここまで頑張ってこれたのかもしれません。
これ以上傷つけられないよう、恥ずかしい思いをしたくないために
努力もしたし、いろんな苦難も乗り越えてきた、そんな気がします。
それによって「鉄壁の自分を守るプライド」ができた。
それによって、強くなれた。
だから、マイナスのプライドも、極めるとプラスになるのかもしれません。
自分を守ること、そして徹底的に逃げることでも
もしかしたら、逆境を乗り越えるすべを・知恵を身につけていくのかもしれません。
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それに加えて、僕はこの心の世界で生きるようになって、
その鉄壁のプライドの壁の「開閉」が出来るようになりました。
鉄壁のプライドが、自分の軸を作ってくれた。
だから、壁を開いて、他人に弱いところを見せても自分が保てるようになったのです。
心許せる人には、弱いところ見せまくりです。
で、嫌がられることもありますが（笑）
壁を閉じたいときには閉じることもできる。
どんなに落ち込んでも、帰ってくることが出来るようになった。
だからといって、
僕がいままで逆境をすべて乗り越えてきたかと言うとそうではありません。
ただただ、なすすべもなく、上司に翻弄されたり、仕事をうまく回せなくて
大いに劣等感を味わい、理不尽を味わい、心が折れそうになったことも何度もありました。
そして、そういうものは、どうやって乗り越えたかというと
「時間が解決してくれた」
のです。
上司が変わったり、飛んで行ったり（笑）体制が変わったり
自分自身の異動があったり・・・誰かしっかりしてる人が代わりにやってくれたり。。。。
そして、逃げ腰の心に支配されていた。
「出来ない自分」を見たくない。
だから、亀のように小さくなるときは
小さくなっててもいいと思うのです。
だって、出来ないんですもの。
どうやっても、自分の力ではどうしようもない。
その中で、もがいたり、小さくなったりしながら
乗り越えてもいいし
闘ってもいい
いい子になってもいいし
逃げてもいい
負け惜しみですねてもいい
そうしながらも、いつか
その「ひどい結果」「ひどい自分」「駄目な自分」を受け止められたとき
それが自分の血肉となって、素晴らしい壁を作ってきたような気がします。
きっとそんな時も自然とやってきます。
その時の自分にできることは、限られています。
その逆境を、じっと耐えるという経験もきっと必要なのでしょう。
その中で必死に自分を守り、鉄壁の壁を築いてみてください。
逆境を乗り越えた、ではなく、通ってきた。
いつかそれが「自信」という「誇り・プライド」になるかもしれません。
でもまぁ、そうは言っても
楽に乗り越える方法を知ってるほうが楽ですわな（笑）↓
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○編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★○☆
久しぶりに、自分が一番つらかった時のことを思い出しました。
その頃、自殺願望とまではいかなかったですが、
思い返してみれば、高いところからよく下をのぞいて
いろんなシミュレーションをしていたことを思い出しました。
あぁ 生きてて良かった。
こんなにいいことが待ってたんだもの。
生きてりゃ、なんかええことあるよ。
心理療法知ってたら、乗り越えも少し楽になるよ。
そう思った。
今回も、ここまでお読みいただいて
本当にありがとうございます！
そんな あなたが大好きです！！
これからもお付き合いくださいませ。
あなたに、ますますの笑顔が集まってきています。
感想をいただけたら、さらにいいもの書きます(笑)
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