お盆は、田舎に帰っていました。
田舎に帰って、お盆の行事「施餓鬼会(せがきえ)」に参加していました。
まぁ、その「施餓鬼会(せがきえ)」がなんぞや、という話になると
ちょっと長くなるのでその前に、
「お盆」ってなに?
という話をしてみますね。↑でかい(笑)
お盆の正式名称は、盂蘭盆会(うらぼんえ)です。
では、盂蘭盆会って、なに?となりますよね。
これは梵語(ぼんご)の ウランバナ の音訳です。
意味は「逆さまにつるされた苦しみ」です。
お釈迦様のお弟子さんの一人のお母さんが、
亡くなられてから「餓鬼道」に落ちて苦しんでおられるのを知って
供養する功徳をして救いだしたとされています。
そのように「ご先祖」を大切にすることが大切であることを
教えてくれる一つの行事です。
僕の知り合いのやっている、超人気ブログ ←昔お会いしてたことがわかりました(笑)
僕のアニキは神様とお話ができます で、とても素晴らしい表現がありました。
神:「たとえ親が世間的に見ると『
平凡でなんのとりえもない『尊敬できない』
子どもを子どもと認めない『不条理』な親でも、
龍:「た、たしかに!」
神:「一番身近なご先祖様を、喜ばせる方法を考えると、
どんな関係であっても、かかる時間が違うだけで、
龍:「親は、一番身近なご先祖様!!!」
神:「親を何らかの方法を喜ばせることができれば、
あなたは『
勉強や、考えることをする前に、まず挑戦してみてください。」
すごく素敵な考え方ですよね。
僕も、田舎に帰った時はいつも、それに挑戦の日々でした(笑)
そして、話を最初に戻すと、
「施餓鬼会(せがきえ)」
餓鬼とは、常に飢えている者のことで、
食べ物を口にしようとすると、炎になったりして、
いつまでもお腹に入らず、いつも飢えている。
その世界です。
そして、餓鬼は自分の力で抜け出すことができません。
そういった苦しみの者たちに
食べ物を施し供養すること、つまり
「与えるという功徳」を行うことが大切だということです。
この話は、「施餓鬼会(せがきえ)」の時に
ご住職が話してくれたのですが、
そういった「与える」という行動を「布施」と言います。
「お布施」というと、
まるでお金のやり取りだけのように聞こえますが、
例えば、いつも笑顔でいること
例えば、いい言葉を投げかけること
なども、十分に「布施」「ほどこし」「他への愛」になる、と言うことです。
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実は、先日の説明会でお話しさせていただいた、
「自立の壁」を超える ことも、よく似た話です。
いつも飢えている人、つまり「餓鬼」とは、
いつも不平不満を言っている人のことです。
他にも、生きることが全て苦である「地獄」の人、
互いに他のものを餌食として生長し、
自分のことしか見えない「畜生」
嫉妬心が強く、常に不安が付きまとい、
戦いばかりやっている「阿修羅」
など、実はこれらの地獄ののような状態は、
現実の世界の人の心でもあるようです。
そして「人間」
堕落することもできるし、悟ることもできる。
地獄と仏の間。人と人の間。
さらに「天」
優れた楽を受けるが、なお苦を免れない。
求めることはすべて満たされた人間の最高の状態。(単なるビジネスの成功者?)
しかし、そこにもなお苦が付きまとう。
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ここまでが、仏教会で言う「迷い」です。
僕はこの様子を
「心のラットレース」と名付けました。
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ここから抜け出さないと、
いつまでも「苦」が付きまといます。
そのための、
抜け出すための一つの方法が「布施」なのです。
つまり、「与える」「分かち合う」ということ。
ここからが、仏教では「悟」の世界になります。
教えを聴くことで心理を学びとろうとする「声聞」 「学生」 ・・・学び中
生活の中から一人悟りを見つけ出した状態「縁覚」 ・・・自立?
他とともに悟りを得ようとして願を起こし修行している者。
初めて自己を超えた状態。 「菩薩」 自我や執着を手放し、夢や使命に向かう人?
自らも悟り、また他をも悟らせつつあるもの。
自他平等の状態「如来」 (本当の意味での幸せな成功者?)
・・・こうしてみると、仏さんのような人、菩薩や如来さんのような人が
僕の周りにもたくさんいることがわかります。
決して、特別な存在ではないのでしょう。
あなたのまわりにも、おられませんか?
・・・・ 親(先祖)を大切にし、他人に対してよい行いをすること。
いい言葉を使い、助け、与え、いつも笑顔でいること。
そんな、昔から当たり前のように言われてきたこと。
すべての人が、少しでも心掛けることで
世の中は変わっていくのでしょうね。
だから「悟りを開く」ということは
決して特別なことではないのかもしれません。
でも、一番難しいことなのかもしれませんね。
心のラットレース(迷いの世界)から、抜け出し、
他の人への「布施」の出来る技術を学びませんか(^-^)
心屋塾
http://www.kokoro-ya.jp/article/13160823.html
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8/8の、東京での下見会のあとから始まった夏休み。
はんこセミナーに出たり、屋形船に乗ったり
台風でカヤックの予定がが流れたり、
京都で、久々の東寺に行ったり、
あ!!! 今日は大文字焼きだったのを
これを書いてて思い出しました(^_^;)
そしてお盆の間はずっと田舎に詰めていました(^_^;)
お寺の行事に参加。
家の行事に参加。
親戚の方々との歓談。
お墓参り。
色んな意味で思い出深い、忙しい夏休みでした。
最後の締めは、世界文化遺産で(笑)