■なんという傲慢な・・・・ | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

父が亡くなって以来、

基本的に毎週田舎に帰って、仏事に参加しています。


夕方6時に、すぐ近所のお寺から

和尚さんに来ていただいてお経をあげていただく。


僕はこの時間が大好きです。



うちの宗派は「曹洞宗」です。

「道元禅師」が「座禅」を通して教えてくれる人生観が大好きです。


だから、お経の内容も実に奥深いのです。

これは、宗教というよりは「人生哲学」だと思っています。



また、この和尚さんが色んなことを教えてくれます。


初七日・・・49日・・・法事・・・

と、いろんな仏事がありますが、

はっきり言って僕はその意味は把握していませんでした。


そんなことも、すごくわかりやすく教えていただけます。

父の戒名の意味も教えていただきました。


人(魂)は、亡くなってから、成仏(再生)するまでの間に、

7日ごとに成長(姿が変わる)していくとのこと。


つまり、49日までの間は、人と仏の間です、と。


初七日・・・ 不動明王が、人間界との未練を断ち切ってくれ、

2七日・・・ お釈迦様の手の上で

3七日・・・ 文殊菩薩に知恵を授かり

4七日・・・ 普賢菩薩(感情の菩薩)に感情を学び

5七日・・・ 地蔵菩薩と遊び

6七日・・・ 弥勒菩薩

7七日・・・ 薬師如来・・(後半はうろ覚え・・・(>_<)


この7七日が49日目、そして納骨、となるらしいのです。


このそれぞれの七日の夜に、近隣の方や身内が集まって

力を寄せ、徳を積んで魂を応援する、と。



-------------------


前回は、4七日でした。

その時に読んだお経の内容が実に興味深い(福山雅治風)


少しずつ紹介していきたいと思っています。




そんな中で、特に印象に残っているお話が、



「人は、つい人の行動を指摘したり、変えようとする。


人の行動を変えようとするということは、

自分が正しいと思っているからです。


自分が正しい。

あなたが間違っている。


だから、お前が変わりなさい、ということです。


考えてみれば、なんと傲慢な考え方でしょう。」



その態度には、感謝の心も、謙虚な心のかけらもありません(笑)


でも、今でもついつい、僕も人を批判したり変えようとします。



「私は正しい」


「私は間違っていない」


「私は頑張っている」


「なんでわかってくれないの」


「なんで認めてくれないの」


「なんでそんなことやってるんだ」


「その考え方は間違ってるよ」



そんな時、ぜひこちら「通勤立読みブックラリー」をお聴きください。

心屋がインターネットラジオに登場しました(*^_^*)

http://bookrally2.seesaa.net/article/121494699.html