父が亡くなって以来、
基本的に毎週田舎に帰って、仏事に参加しています。
夕方6時に、すぐ近所のお寺から
和尚さんに来ていただいてお経をあげていただく。
僕はこの時間が大好きです。
うちの宗派は「曹洞宗」です。
「道元禅師」が「座禅」を通して教えてくれる人生観が大好きです。
だから、お経の内容も実に奥深いのです。
これは、宗教というよりは「人生哲学」だと思っています。
また、この和尚さんが色んなことを教えてくれます。
初七日・・・49日・・・法事・・・
と、いろんな仏事がありますが、
はっきり言って僕はその意味は把握していませんでした。
そんなことも、すごくわかりやすく教えていただけます。
父の戒名の意味も教えていただきました。
人(魂)は、亡くなってから、成仏(再生)するまでの間に、
7日ごとに成長(姿が変わる)していくとのこと。
つまり、49日までの間は、人と仏の間です、と。
初七日・・・ 不動明王が、人間界との未練を断ち切ってくれ、
2七日・・・ お釈迦様の手の上で
3七日・・・ 文殊菩薩に知恵を授かり
4七日・・・ 普賢菩薩(感情の菩薩)に感情を学び
5七日・・・ 地蔵菩薩と遊び
6七日・・・ 弥勒菩薩
7七日・・・ 薬師如来・・(後半はうろ覚え・・・(>_<)
この7七日が49日目、そして納骨、となるらしいのです。
このそれぞれの七日の夜に、近隣の方や身内が集まって
力を寄せ、徳を積んで魂を応援する、と。
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前回は、4七日でした。
その時に読んだお経の内容が実に興味深い(福山雅治風)
少しずつ紹介していきたいと思っています。
そんな中で、特に印象に残っているお話が、
「人は、つい人の行動を指摘したり、変えようとする。
人の行動を変えようとするということは、
自分が正しいと思っているからです。
自分が正しい。
あなたが間違っている。
だから、お前が変わりなさい、ということです。
考えてみれば、なんと傲慢な考え方でしょう。」
その態度には、感謝の心も、謙虚な心のかけらもありません(笑)
でも、今でもついつい、僕も人を批判したり変えようとします。
「私は正しい」
「私は間違っていない」
「私は頑張っている」
「なんでわかってくれないの」
「なんで認めてくれないの」
「なんでそんなことやってるんだ」
「その考え方は間違ってるよ」
そんな時、ぜひこちら「通勤立読みブックラリー」をお聴きください。
心屋がインターネットラジオに登場しました(*^_^*)
http://bookrally2.seesaa.net/article/121494699.html