ふと感じたことなのですが、
「偽」 という字は、
ニセ とか いつわり とか、よくない意味がつきます。
人のためなのに、どうして偽りなんだろう、
人のためと言いながら自分のためだから嘘なのかな、
などと少し考えていました。
考えていても仕方ないので調べてみましたら、
「為」という字の、意味が違うようですね。
「ため」ではなく、もともと「象」だったようです。
像の横に人が立っている。
つまり、
人間が野生の象に手を加えて、本来の性質や姿を変えていく
しつけの様子だということです。
つまり、相手を自分の都合のいいように変えていくこと。
それが「いつわり」「にせ」
僕たちも、子供や部下、同僚たちを偽りの姿にしようとしていないか、
そして、自分も、偽りの姿にされたまま、
「夢を叶えられないゾウ」になっていないでしょうか。
http://archive.mag2.com/0000168185/20090120165420000.html