執着を手放すと | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

執着を手放す

という言葉を、ほんとうによく耳にします。

今日は、執着ではないけれど
手放したお話をひとつ。


心理療法家として起業するときに
たぶんしばらくは貧乏になるだろうと思ったので(笑)
車を手放すことにしました。

18で車の免許を取って、ダイハツのミラを手に入れてから
20年以上、車に乗る生活を続けてきた。

もう、とにかくどこに行くにも車。
用事も
仕事も
デートも
食事も
レジャーも

なんでもかんでも車。


で、色んな事故や違反、トラブルなどを
経験してても、やっぱり車。

当時は、タバコも吸えたし、飲食も
寝るのも、音楽も

何でも出来る、一人の空間だった。


そして、みんなでわいわいする空間だった。


でも、

手放した。

あえて、手放した。


手に入れたもの

・事故などのトラブルの無い安心
・傷つけられる心配の無い安心
・違反の無い安心
・渋滞のイライラの無い平常心
・駐車場代・税金・メンテナンス・車検・洗車・ガソリン代
 スタッドレスタイヤ・通行料金などの費用が全部浮いた
・その費用でタクシー乗り放題
・移動中の爆睡
・移動中の読書、空想
・移動中の世間の観察
・京都の人の意外な優しさ
・電車、バスの知識
・駐車場探しの時間、待ち時間


計り知れなかった。


当時は、車が無かったら死ぬなと思ってた(笑)
それほど、執着してた。

手放して失ったもの。。。

・大声で歌えない(笑)
・ドライブの楽しみ
・ ・・・・ 思いつかない(笑)


考えれば、車は大好きだった。
でも、実は車を運転するとすぐに眠くなるたちだった(爆)
これって、そんなに好きじゃ無かったってこと??


ともあれ、
執着のような何か、こだわってた何かを手放すと
計り知れないものが手に入るというお話でした。

あなたは、なにを握り締めてますか?