４月５日（金）
Ｎ病院にて人生初マンモ。
あまりの緊張に、私の精神安定剤の王子
が「俺がついてくから」と超クールな申し出！
幼稚園を休ませてまでしてついてきてもらうことに。
この日の課題は、『そもそもこの極貧の夢子さまのお胸が、挟まるのか？』というところ。
結果もだけど、待ってるときはそっちが気になった。
それでも挟めるということはyahoo！知恵袋でＧＥＴしてた。
『プールに行って、普通の体格の男性と同じくらいだなーと思ったら挟めます。ガリガリの男性と同じでも挟めます。』
↑こんな情報で「あ、じゃぁ挟めるわ」と思う自分が悲しかった。
で、超可愛いレントゲン技師さん。
すんなり挟んでくれて、右は全くの無痛。さすが乳腺が発達してないだけのことあるわ。（母乳出なかったし）
がしかし！炎症起こしてる（？）ゴリゴリに張って大きくなってる左胸・・・
全身しびれるほど痛かった（もだえる夢子さま）
でも、終わったときは、一回り人間デカくなった気がした。
やったった感。 私も人並みにマンモ経験者の称号をＧＥＴした。
で、写真を受け取って、外科の受け付けに持っていくまでの廊下で、こっそり見てみた。
ど素人が見てもおかしい写真がそこにあるｗ
そばかすみたいにいっぱい石灰化が散らばった左胸。
右も少し石灰化がちらほら。
うん。おかしいね。乳腺炎じゃなさそうだー。
で、案の定。
「それ（乳がん）だと思っています。若いので急ぎましょう。」Σ(＠￣Д￣＠；) アレ？ワタシニホンゴワカリーマセーン
で、エコー。
画像見ながら説明してもらうけど、全く理解不能。
ついてけないｗ
脇は腫れていないらしい。転移してないなーと先生。
なんか今日イチのホッとしたものＧＥＴ。
次に細胞診をされるんだけど、局所麻酔してもらい３本細胞を取った。
これだって今思えば、いきなりなんてことやられてるんだって話。
人生でこんな経験ないよねって話。
急におっぱいに麻酔されてる意味が理解できない。
理解できる前に色々進んでいくんだ。ほんっと乳がんになってずっとそうだったｗ
で、理解できてないまま、最後の１本に。
最後の１本が麻酔の効いてないところに刺さってしまい、バチッ！！と音をたてた瞬間、
「アッツッ！！！！！！（熱）」（叫）
知ってました？「痛い」の最上級は「熱い」。（笑）
人生日々勉強です。
カラダが硬直して痛みで反り繰り返るなんて経験。
慌てて先生が麻酔を追加。揉みこんで事なきを得る。
揉みこまれながら、ホルマリン漬けにされた細胞を見せてもらい、
「ちゃんと取れたと思います。病理に出すので来週には結果が分かると思いますので
また来週来てください。」とか言われていると、
急にカラダがおかしいくらい震えだした。
看護婦さんが「大丈夫ですか・・？」と優しく声をかけてくれた瞬間、涙が止まらなくなって、
夢「す、すみません・・・なんでか分からないｗ なんでか涙が・・・」
と言うと、先生が
「泣いてください。みんな同じです。泣いていいんですよ。」って言うｗ
経験ありますか？人生で医療機関のお世話になって、
『泣いてください。』なんていわれたこと。
むしろ歯医者で麻酔がイヤで泣いたとき、電気消され、椅子は起き上がらされ、
ドクターにﾎﾞﾛｯｶｽ怒られ、帰れ！！と怒られた経験しかないｗ
「泣いたら恥ずかしいよ！」って言われる経験しかないものなのにｗ
「泣いてください」だからね・・・・あぁ、やっぱりガンなんだ。って思った。
看護婦さんにひとしきり優しく励ましてもらって、
いつまでもいつまでも涙が止まらないから、
子供は預かってもらって、しばらく隔離してもらい泣いた。
そして外に出て、ｄａｉ（夫）に電話。
号泣したまま報告。すぐに帰ると言うｄａｉ。
「じゃぁ、姫
を迎えにｄａｉの実家に行くから、そっちに行っててくれる？」と伝える。
次にあねね（姉）に電話。
号泣したまま報告。あねねもパニック。号泣。
どうやって電話を切ったのか記憶にないｗ
会計を待っていたらｄａｉが来たｗ
「なんで？」って聞くと、「え？お前、病院来てって言わんかった？」と。
ｄａｉも完全に冷静でないのが伝わった。
みんなごめんね。とまた心で泣いたー。
親族とのエピソードは割愛。
みんなに本当に心配かけちゃったよ。
だけど温かいのね。家族の愛って。
知らなかったこと、ひとつひとつ覚えた感覚だった。
とりあえず、４月５日の１／３告知は
■それ（乳がん）だと思っているという先生の初見結果。
■脇のリンパは腫れていない。リンパ転移なし？？
■しこりは４ｃｍ。
■４ｃｍもあるのにリンパに転移してないなら非浸潤性乳がんかも？？
だった。意味がわからないなりに記憶して帰宅。次は来週。１２日。どきどき。
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