認知症グループホームで働く
介護福祉士/四柱推命鑑定師
純です
認知症になっても、本人は
自分の人生の
脚本、主演、演出家として
パワフルに活動しています
。。。。。
主演:Hさん
助演:おしゃべりワンちゃん
Hさんは
家にいる時からご飯を食べなくなった
食べないし
喘息で在宅酸素してたし
そんなこんなで
お家にいる時のかかりつけ医から
あと、1ヶ月持つかどうか。。。
と、いう話からの
グループホーム入居
Hさんあまり食べられないけれど
エンシュアHが飲めました
(お医者さんの処方の、栄養補助飲料)
1ml1.5Kcal
それで生命維持すること
早1年
現状維持できてよかったです
そんなHさんは
歩けるし
言葉の意味は理解してるし
箸を持ったり
自分で飲み物を飲んだりできるのだけど
自ら言葉を発することが
ほぼない
すでに精神世界へ突入している。悟っている。というべきか。
唯一自ら話しかけるのが
おしゃべりワンちゃん
撫でたりするとしゃべってくれる
ワンちゃんをいつも抱っこして
鼻と鼻すりすりしてるの
わんちゃん
「まま〜〜 一緒に歌おう♡
う〜さ〜ぎ〜お〜〜〜いしかのやま〜〜〜」
おしゃべりワンちゃんは
日本語話せます
Hさん
「うんそうだね。
かわいいね。
よしよし。一緒に歌おうね♡」と
話しかけているのだ
時に
ワンちゃんから甘〜〜い匂い
そしてカピカピになっている
ワンちゃんの口元
そう。
HさんはエンシュアHを
ワンちゃんに飲ませてあげることも笑
もちろん眠る時も一緒です
おしゃべりワンちゃんは
凡人職員からみると
乾電池の入ったおもちゃ(酷な言い方やで)
「ぬいぐるみと話すなんて馬鹿馬鹿しい」という認知症の方もいます
しかし
Hさんにとっては
おしゃべりワンちゃんは相棒
Hさんがおしゃべりワンちゃんを
愛でる風景が愛おしい
人間から
見栄やプライドがなくなると
(他人の目が一切気にならなくなる)
Hさんのように
毎日が穏やかになるのだろうか。と
日々観察中なのであります
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