静岡県は御殿場にあるありがとう寺にて
町田宗鳳和尚のありがとう禅に参加してきました。
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同じ敷地内にある御殿場高原ホテルでひとりランチを済ませ
いよいよ初のありがとう寺へ
ん？御柱
たくさんのお地蔵さんの間を歩いていくと
ありがとう大黒天
ありがとう神社まで？！
なにやらありがた地蔵テーマパークの雰囲気ですが
ありがた山の頂上に着くと とてつもなく美しい景色と禅堂
広すぎて禅堂内の全体像を撮れませんでしたが
宗鳳和尚に惚れ込んだ庄司・時之栖会長の記事に画像があったので
お借りします！とにかく広い 窓から富士山一望
全面ガラス張りの護摩堂
いよいよ本題です。
今回の風のつどいは宗鳳和尚がちょうど台風の時に訪問していた
奄美大島のおはなしでした。
風の集いは組織ではありませんので
風のように来て風のように去って下さることを趣旨としています。
聖書の「風」という言葉はプネウマ（聖霊）を意味し
宗鳳の「鳳」にも「風」という意味があります。
風の集いは、自分の中の魂と対話する場ですが
この集いにどこからともなく心地よい風が
そよそよと吹いてくることを私は祈っています。
●台風で飛行機の便が欠航するなか無事に奄美に到着してしまう不思議
●奄美ではユタ神様と言われる神様の言葉を代弁する女性たちがいて
とても尊敬されていること
●浄化力の強い罪穢れを祓う水が地下から湧き出ている場所
●海底で亀石にであったこと
●離れ島である日本の最果ての地に大事な神様がいること
おはなしを聴いてるだけで奄美の海に漂っているような感覚に
そう、異界探訪も読むだけでも異界にいるような感覚になります。
風のようにすーっと心に響いた言葉
●神さまを味方にすること
●形式よりも心で神仏とつながること
●神社、仏さんにだけでなく、自然に敬意をはらうこと
●神さまは人間の力を必要としていること
体験した2度目のありがとう禅では
あーりーがーとーうぉー
とひとことひとことの言霊を大きな声でみんなと唱えるたびに
あえて意識するわけでもないのに今世で出会ったあらゆる人々が
自然に波のように浮かんでは消えていきます。
順番としては、家族 親戚 親しい関係だった人 友人 知り合い etc かな
なぜだか自然にすべての出会いと出来事に感謝がわきおこります。
きっと死にゆく時もこんな感じなのかもしれません。
最後は不思議なことに自分にありがとうをしていました。
それは気がつけば自ら湧きでる内なるパワーだったのです。
私たちは何ものかになるとか
何かからパワーをもらうとか
外に何かを求めるのではなく
ありがとう禅は自分の内側から
泉のように湧きおこる
果てしないパワーと生命力を
実感、体感することができるのです
異端力！
私が実践しているありがとう禅はまったく前衛的な瞑想法です。
禅の正統派を自認する人たちからすれば笑止千万
一顧だにする価値のない異端の禅と映るかもしれません。
しかし私は臨在禅師の自由な精神を真正面から受け取るなら
自分が今やろうとしていることは決して間違っていない。
むしろ、ありがとう禅にこそ
新しい仏教の形があるのだという確信があります。
私は禅僧としてもあぶれものですが
学者としても似たような立ち位置にいます。
私の宗教観は独断と偏見に満ち、
宗教学研究の主流から大きく外れるものです。
拙著『人類は「宗教」に勝てるか』で提起した
「無神教コスモロジー」などは
とうてい受け入れられない代物です。
「無神教コスモロジー」とは無神論のことではありません。
自分の外に超越的な神仏を想定するのではなく、
自身の中にある神性に気づき、それを基軸として生きる世界観のことです。
→私がありがとう禅で体験したのはまさにこれ
表面的な個性を突き抜けて
そのさらに奥にある普遍的人間性を基軸にしないと
人類は、宗教、人種、文化、イデオロギーの違いによって
果てしなく闘争を続けることになります。
他者のどういう批判や無視を受けようとも
私は「無神教コスモロジー」こそが、
次世代の文明に必要な思想的軸になるであろうという
根拠のない自信があります。
町田宗鳳 ありがとう禅が世界を変える より
地球人も宇宙人も ありがとう禅したら みんなでハッピースマイル
2018年11月3日 ありがとう寺にて