こんにちは、SAORIです。

 

 

 

前回は骨格診断後、実際に洋服選びをしたけど、理解が足らずに迷走を続けていた私の試着写真をご紹介しました

 

 

 

迷走したのは、骨格診断やパーソナルカラーをきちんと理解していなかったのもそうですが、

 

 

 

洋服やアイテム側のことも分かっていなかったなぁと思うのです。

 

 

 

例えば、

・カシミアのマットで滑らかなさわり心地がかもし出す高級感

・麻のナチュラルで気取らない感じ

・ベロアの柔らかさと艶が織り成す女っぽい感じ

などなど素材にもその表情・テイストがありますよね。

 


 

私は、骨格診断を知るまで素材に気を留めたことが一度もなく、

 

 

 

「これはあったかそう、こっちは涼しそう」くらいの認識で服を選んでいたので、

 

 

 

まずは素材のテイストを理解する必要がありました。

 

 

 

続いて、カタチや色が与える印象の違いも勉強しました。

 

 

 

骨格診断は自分の持ち味を教えてくれる技術です。

 

 

 

自分の持ち味(テイスト)と洋服の持ち味(テイスト)がマッチすると無理なく似合う様子を作っていけるというのが骨格診断。ただ、自分のテイストが分かっても

 

 

洋服のテイストが分からないと自分とマッチするか分からないので選べないんです。

 

 

 

骨格診断から導かれた似合う洋服・アイテムを探すときに絶対必要な、素材・カタチ・テイスト(+色)を確認していく作業、

 

 

 

・どうして迷ってしまうのか?

・そして具体的な確認方法について

 

 

この記事でご紹介します!

 

これらが分かると、診断結果を活かすために次に何をすればいいのか分かると思います。

 

 

 

 

サロンで骨格タイプを診断する時、持ち味が与える影響を実感していただくためにこの質問から始めます。

 

 

 

「これら二匹の犬のどちらにフリルが似合いますか?」

 

 

 

 

 

皆さん、左の犬だと答えてくださいます。

 

 

そうですよね^^

 

 

左の犬は丸い顔にくりくりの目、柔らかい毛並みに可愛らしさや甘さを感じます。

なので、同じく甘いテイストのフリルは無理がない

 

 

というのは共通の認識になると思います。

右の犬にはフリルよりシルバーのチェーンが似合いそう!

 

 

さて、ここで登場したフリルというアイテム

 

 

フリルに甘さや女性らしさなどを感じるというのは分かりやすいと思います。

 

 

 

しかし、これがカゴバッグというアイテムだったらそのテイストや持ち味は何ですか?

 

 

 

と言われたらちょっと戸惑いませんか?

 

 

 

カゴだから、素材は麦わらや木のつる、麻?

 

 

自然のものそのままの風合いで、カジュアルだけどスタイリッシュな感じはしない。甘さもない。リゾート感などなど

 

 

 

人によって色々なイメージが浮かんでくると思います。

 

 

 

カゴバッグと言っても本当に様々なデザインがあります。

コロンと小さくて軽そうで持ち手の装飾がかわいい

 

コロンと小さいけど硬めの素材で編んであるボーダー柄

ファッショナブルより実用的?

 

コロンと小さいけど硬くてしっかりしたカタチ

シティより森がマッチしそう

 

大きめだがしなやかで持ち手が細い感じが若干フェミニン

 

大きめ、網目が太く硬そう。シックな色でナチュラルなかっこよさを感じる

 

 

 

イメージを加えていますが、あくまで私が感じたことで正解とかはないですよ。

 

 

ただ、私たちに与える印象はそれぞれの様子で違うということは明らかですよね。

 

 

 

この印象を感じとるということがアイテム選びで重要になってきます。

 

 

 

フリル=甘いは分かりやすいけれど、カゴバッグになると急に分からなくなったのは、

 

 

 

いろいろな要素が混ざっているので、印象の判断はフリルの時のように簡単でなくなったからです。

 

 

 

これが、骨格診断後、実際に洋服を選ぼうとしたら急に分からなくなる理由です。

 

 

 

自分の持ち味が分かっても、アイテム側のことが分からないと、いざ選ぼうとした時に立ち止まってしまいがちということ,

 

 

 

そうかもなぁと思っていただけましたか^^?

 

 

 

「センスがある」と形容される人がいますよね。

 

 

センスのある人はこのテイストを感じ取る感覚が優れている人です。

 

 

テイストを上手く掛け合わせたり調和させたりすることを計算、もしくは計算することもなく具現化できる力を持っているのだと思います。

 

 

ただ、テイストを感じる感覚は誰もが持っているものです。

 

 

ファッションで発揮しようと思ったら少し練習が必要なだけなのです。

 

 

それでは、次はアイテムの持つ持ち味をどう読み取っていくかの方法についてご紹介します。

 

(ここでは、骨格診断から導かれるタイプ別に似合うアイテムとの結びつきのことは考えません。)

 

 

 

3ステップでアイテムの持ち味を読み取る方法~

 

①定番をイメージする

②定番とアイテムの違いに目を向ける

③印象を決める(素材・カタチ・テイスト)

 

 

白シャツを例に説明します。

 

①定番をイメージする

シャツと言ったら・・頭に思い浮かべます。

これぞ定番の白シャツ

 

 

②定番と比較するアイテムと素材・形・色などの違いに目を向ける

とろみシャツとの違いは?(左)

麻シャツとの違いは?(右)

 

 

定番シャツのきちんと感、襟が立ち上がってカッコイイシャープな様子は素材が変わるとテイストが変わります。

 

 

透けるほど薄く柔らかいとろみ素材でシャープな様子からフェミニンに。

また麻のがさがさとした様子がきちんと感を消しラフな様子に変わっています。

 

 

 

丸襟だったらテイストはどう変わるでしょうか?

 

 

素材はそのまま、襟の形を丸襟に(左)

素材も襟の形も変える(右)

 

定番シャツのきちんと感、襟が立ち上がってカッコイイシャープな様子のシャツも襟の形を丸にすることでシャープさは消えます。しかし素材はそのままなのできちんと感は残る。

 

 

素材を柔らかくし襟も丸くするとシャツというよりブラウスに近くなり女性のアイテムになる。

 

 

 

③印象を決める(素材・カタチ・テイスト)

定番と比較しながら、素材・カタチ・テイストの違いを読み取ることでアイテムの持ち味が見えてきます。

 

 

ここで初めて自分自身の持ち味とマッチするかを考えることができます。

 

 

定番を中心に置く理由は比較することでテイストの違いがイメージしやすくなるからです。
 

 

アイテムごとに定番を思い描いて中心点を決め比較対象を見つめてどんなテイストなのか感じ取ってみてください。

 

 

そして、テイストを読んで、自分のテイストとマッチするものであれば、それはあなたに似合うアイテムだということです。

 

画像はおかりしました。

 

 

骨格診断で自分の持ち味が分かったら、アイテムの持ち味をくみ取ってアイテム選びをすることで診断で得た自分に似合うを実際に作っていけます。

 

 

もう一つ例を出すので練習してみましょう。

 

パンプスを探します。

 

 

定番のカタチを中心に比較アイテムのテイストを探ります。

 

 

ヒールが太いと?

へびの型押しだと?

ファーがつくと?

飾りがつくと?

素材がエナメルになると?

 

印象はどう変わりますか?

 

 

感じたままで合っていると思います。

 

 

 

私の場合、テイストはキュートボーイッシュなので、

 

・その印象を作れそうなもの

・もしくは作るのを邪魔しないものは・・という感じで考えます。

 

 

 

今回は骨格診断で導かれた自分の持ち味を活かすために、アイテムの持ち味を知ろうというお話でした。

 

 

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骨格診断 はまる洋服を見つける時のポイント

 

甘さの調整