一つ前の記事では、一般的にウェーブに似合うという服装は時流から少し離れていて、
今ひとつお洒落っぽさに欠けてしまいがち
そんなことを書きました
ではどんなスタイルを選んでいけばその溝を埋められるか
取り入れたいのが甘さの調整です
甘甘Sweetなスタイリングは古さを感じます
甘い・辛いをミックスさせてマイルドな仕上がり
小物で 甘めに引っ張るか、辛めに引っ張るか調整
着まわしのことも考えると、こう結論が出ました
ウェーブの質感は脂肪を感じる柔らかさです
素材を質感に合わせることは、似合うを見つけるのに欠かせない点
空気感のあるふわふわした素材や起毛している素材、透ける素材はそれだけで甘さをも感じます
素材は質感に合わせ、カタチやライン、色、アイテムで甘さを省いていきます
甘さに反応するとき、
可愛い様子、幼い様子、女らしさを感じられます
辛さに反応するときは逆に
かっこいい様子、大人な様子、メンズライクを感じます
カラー
パステルカラーに甘さを感じるのは分かりやすいかと思います
パステルカラーより薄いアイシーカラーになると今度はクールな印象に
はっきり線引きができるわけではないので感覚で感じとってもらえたらと思います
薄い色 ■ = 甘
濃い色 ■ = 辛
暖色 ■ = 甘
寒色 ■ = 辛
カタチ
ポケットのカタチ、
裾の仕上げなどディテールのデザイン
正方形 正三角形 丸 = 甘
長方形 長三角 = 辛
スカートでいえばひざ上のふんわりスカートは正三角形
タイトスカートは長方形です
短い = 甘
長い = 辛
ミモレ丈のスカートになると長さが出るので甘さが減少します
アイテム
スカート = 甘
パンツ = 辛
ブラウス = 甘
シャツ = 辛
おおよその場合です
シャツも襟のカタチが丸であったり、パンツも短いものは 甘 に転じます
装飾やライン
曲線 = 甘
直線 = 辛
今っぽさのあるウェーブファッションをしてお洒落になりたい
お顔がボーイッシュだったりハンサム系で甘い格好が似合わない
そんな方は甘さを調整してみてください
一番取り組みやすいのは、
コーディネートを考えるときに、上下のアイテムで甘さの調整をします
パンツならトップスは弱甘なもの
スカートならトップスは甘さを感じないもの
全体を見てアクセサリーやバッグ、靴で最終調整です
私はボーイッシュな顔なので甘さ調整はマスト
甘さが0だと男の子に、甘さ多めだと女装になるので結構気を使っています
雑誌からウェーブに似合いそうなスタイリングをピックアップしてみました
基本(スタイルアップするポイントを知る&素材)を押さえて甘さの調整ができれば、
似合っていてお洒落なウェーブスタイルが完成します