「ミッドナイトスワン」を息子と一緒に見た夜 | 大切なものは目には見えない

大切なものは目には見えない

日々の普通の生活が当たり前だと思っていたけど、それは当たり前では無かった。
今日と同じ明日が必ずあるとは限らない。
本当に大切なものは目には見えないから、私の心が感じたことを忘備録として残します。

これは現在の話


昨晩、息子が観たいと言うので

映画「ミッドナイトスワン」を息子と夫と私の3人で一緒に観ました。

Amazonプライムで有料(500円)でした。

息子が自分が払うから、一緒に観ようと

私たちを誘いました。


「ミッドナイトスワン」は2020年9月に公開した、草薙 剛さん主演のトランスジェンダーを題材にした映画です→公式HP



当時話題になった映画だったので、その時は何の詮索もなく観たい映画の一つでしたが、今まで観る機会がありませんでした。


このトランスジェンダーの役で、草薙 剛さんは日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を取ったのを知っていたので、純粋に映画作品としてとても興味がありました。


でも観てるうちに、とても重たい題材とストーリーに

いろんな意味で哀しくて、とても切なくなってしまいました。


息子自信も自分が性違和を感じている事を

私たちにカミングアウトしていたので、

一体どんな気持ちでこの映画を観ていたのだろうか?と、とても複雑な気持ちにもなりました。



私は「自分らしく」生きるための方法はいろいろあると思っています。

(あくまでも私の考えですが…)

性転換やホルモン薬を接種することだけが「自分らしく」生きる方法ではないと思うし、それには多大なリスクがあると思うから…

出来れば見た目やカタチだけに囚われないで、自由な心で「自分らしい生き方」を探して欲しいのです。


私の考え方はありふれた理想論でしかないのかも知れません。

しかし私はまた、あなたがホルモン薬を飲み始めて

同じ過ちを繰り返すのではないかと…

心配で心配でならないのです。