私の息子は薬物依存症でした ② | 大切なものは目には見えない

大切なものは目には見えない

日々の普通の生活が当たり前だと思っていたけど、それは当たり前では無かった。
今日と同じ明日が必ずあるとは限らない。
本当に大切なものは目には見えないから、私の心が感じたことを忘備録として残します。


私の息子は「薬物依存症」でした

誰でも簡単に手に入る市販薬と精神科での処方薬の乱用から…それは始まりました。

最初のメンタルクリニックでは「鬱病」と診断されました
別の診療内科では、薬の乱用で暴れる息子の行動を見て「双極性障害」だと言われました。
後から行った診療内科では、ホルモン薬を飲んでることも伝えましたが、それについては専門外だからと軽く話を流されて…
ホルモン薬が息子の自立神経に影響を与えてることなど考えてもくれませんでした。
そして症状だけを見て「双極性障害」だと診断されました。

後から冷静に振り返り、考えたら
素人の私でも、息子が薬の依存症になってることがわかります。

なのに専門医からは一度も「薬物依存症」とは診断されたことがありません

薬の乱用が更に酷くなって
もう私たちにはどうすることも出来なくなり
1回目の保護入院をした時
入院先の担当医には「統合失調症」と診断されました。

この時にも担当医には、ちゃんとホルモン薬を飲んでる事も伝えました。
私はいつもこのホルモン薬の事が気になっていて、息子の変調の原因の1つはこれではないかと思い始めていました。

しかし、この時もこの病院ではそれについては対応出来ないと言われて~それでお終いでした。

そして薬をたくさん飲んで乱用していたのに
そのことには触れずに違う病名だけが付けられていく。

私が知りたかったのは病名ではなく、何故、息子がこんな風に急に変わってしまったのかと言う原因でした。