苔院 -7ページ目

竹久夢二伊香保記念館

竹久夢二伊香保記念館に行ってきました。なかなか良い雰囲気の美術館で気に入ったのですが、夢二のおそらく最も有名な絵である「黒船屋」は年に2週間(9月)しか、ご開陳?しないのだそうです。私は、あと30年くらいは本物をお目にかかれないかもしれません。夏の観光シーズンの終わりの時期を少し引き延ばそうという魂胆?

ついでに曽野綾子

週刊文春 2007/8/7 「死にたい人には重労働を」 曽野綾子



こちらのセンセイは18歳になったら国民すべてに一年間合宿で奉仕活動をさせたいのだそうです。


百害あって一理なしです。


何人の18歳が心に問題を抱えているのか知りませんが、仮に1%だとして残りの99%の人にとっては単なる大迷惑です。

さらに1%の心に問題を抱えた人々の大部分は集団生活なんかに放り込まれればより症状を悪化させ、一部は自殺します。


というか、ある年齢の国民すべてに合宿生活をさせて、なにか改良を試みようというのが危険思想です。


なんでおよそ現実世界と乖離した思考しかできていないこの二人、佐藤愛子と曽野綾子が「人生の達人」なんでしょうか?私には訳が分かりません。




戦前の教育を復活させよという主張

戦前の教育を復活させよという主張

佐藤愛子

週刊文春2008.8.7


相次ぐ通り魔的殺人事件は戦後の間抜け教育が原因なのだそうです。この人が復活させたいのは親が子供を頭ごなしにしかりつける「戦前のような教育」なのだそうです。


私はまったく賛成できません。内に籠もり、怒りのエネルギーを沸々とためてゆく人間(とくに男性)を量産するのは戦前戦後を通じ、脈々と受け継がれてきた日本的「厳しい子育て」の特徴です。


私自身はもはや若者と呼ばれる年齢ではなくなってきていますが、私の勤める大学でも街でも、すばらしい若者を見つけるのは決して難しいことではありません。


戦後教育はおおむね間違っていなかったのだろうと思います。理不尽な精神主義、蔓延る権威主義がだんだんと過去のものになりつつあり、私はせいせいしています。