「合成人間ビルケ」
ベリヤーエフ作
井上洋介 絵
馬上義太郎 訳
岩崎書店
今日も児童書の話。
「ビルケ」の本と聞いて、ピン! ときた方、
お友だちになれそうな気がします。
これ、すごい好きだったんですよねえ。
1976年に出たものをうきょうは読んでいたみたいです。
これ、何回も借りたくらい好きでした。
現在は、この「ドウエル教授の首」というタイトルになって、
おとなのSFとして読めるようですね。
知らなかった。
また、図書館が開館したらぜひ、読んでみたいです。
さてこの「合成人間ビルケ」、
「生きている首」とうタイトルになって、
さらに1980年代の少年少女向けSFとして出ていたようなんですが、
イラスト、井上先生のものじゃないんですね。
やっぱりねえ、
この井上先生のイラストが良かったと思うんですよ。
「ビルケ」がポロッて泣いてるイラストがあった気がするんで、
ぜひぜひ、開館したら探して昔のものがあれば、
もう一度確認してみたいです。
首の部分から切り離して、動物実験、人体実験を繰り返す、
マッド・サイエンティストのお話です。
マッド・サイエンティストってもう、それだけでドラマチックで、
純で、悲しい運命を感じちゃう。
「魍魎の匣」にしても、
ブラック・ジャックの「二人のジャン」も
うきょうの印象に残っているお話なんですけど、
うきょうの根っこにこういうお話があるような気がしています。
そして、井上洋介先生。
「くまの子ウーフ」も大好きなんですけど、
下の絵本もすごい好きなんですよねえ。
もしかすると、こういうときにひっかかったものが、
やっぱり、残っているのかもねえ、
なんて思っています。
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