こんにちは!
シンプルボディーナビゲーターの清水紘二郎です。
『炭水化物』
炭水化物は人にとって『糖質(エネルギー源になる)』と『食物繊維(エネルギー源にならない)』に分けられます。
~糖質~
単糖類・二糖類・多糖類に分類されます。
甘いものというイメージが強いですが、穀類の中にあるデンプンも糖質です。
糖質の働き
様々な栄養素の中で最も使いやすいエネルギー源であり、体内で1gあたり4kcalのエネルギー源となります。
食事から得られる糖質は成人で約300g。
1日のエネルギー摂取量の約60%を占めます。
身体に入ると特にブドウ糖はグリコーゲンとして肝臓と筋肉に貯蓄されます。
貯蔵量は
肝臓→約100g
筋肉→約250g
が限界なので、余った分は中性脂肪に変換され貯蔵されます。
糖質は血糖値の維持も行います。
血糖値を低下させる場合
インスリンが働き、脂肪組織や筋肉へのグルコースの取り込みを促し血糖を下げる。
血糖値を上昇させる場合
グルカゴン、アドレナリン、ノルアドレナリン、成長ホルモン、副腎皮質ホルモンが働く
飢餓状態や長時間の運動による血糖値の低下の際には、肝臓において糖新生させ血糖を上昇させます。
糖質の摂取不足は、エネルギー代謝する上で、脂質からの脂肪酸を利用することが難しくなります。
糖質からのエネルギー代謝過程では、ビタミンB1、B2、ナイアシン、パントテン酸などのビタミンB群が補酵素として必要です。
~食物繊維~
水溶性食物繊維(こんにゃくナド)と不溶性食物繊維(穀類・芋類ナド)があります。
食物繊維の働き
⚪︎水を吸ってかさを多くする
⚪︎栄養素や栄養成分などに吸着する
⚪︎水に溶けた時に粘性を出す
食物繊維の種類は沢山あり
⚪︎大腸ガン予防
⚪︎便秘の解消
⚪︎毒性吸収阻止
⚪︎耐糖能の改善
⚪︎食事性血糖上昇抑制
⚪︎血清コレステロールの是正
⚪︎腸内細菌による発酵
など生理作用を担っています。