こじろうのフォトダイアリー -9ページ目

偶然

偶然とは運命だろうか。

運命とは偶然のいたずらだろうか。

 

たったひとつ確かなことは、その結果起きた眼前の事象とそれに対峙する自己の存在だけである。

それが良いことであれ、悪いことであれ。

 

EF300mmF2.8L IS

 

木の枝の間に偶然挟まった一輪挿。

偶然のいたずらは、あり得ない場所に花を咲かせることもある。

もちろん逆もまた然り。

 

「自然の法則」は整然とした秩序だけで構成されているのではく、秩序を乱したり、揺さぶったりする作用をも内包している。

都会の鳩は嫌われ者になりつつある。

特にマンション居住者にとっては。

今住んでいる部屋の室外機置き場では、巣は作るは糞はひどいは、あげくの果てはお亡くなりになられて、専業の業者に来てもらってネットを張った。

  EF300mmF2.8L IS

 

生活上のしがらみから離れれば、鳩は平和な鳥である。

とてもお気楽なように見えるのだが、鳩なりの苦労もあるのだろう?

木場公園にて。 

 

 

若葉

葉のライフサイクルは、花のライフサイクルよりずっと長い。

春に萌え出た葉は、秋に枯れ葉になって散るまでの間、太陽のエネルギーを受けで樹木に養分を供給し続ける。

 

EF300mmF2.8L IS

 

今年の新芽が吹き出した枝。

みずみずしい若葉は、はかない花とは違った躍動感と未来への期待を感じさせる。

アートジャンルに引っ越し

アートジャンルに引っ越しました。

「アート」というにはあまりに僭越だが、「ケータイ・デジカメ」はないでしょう・・ということで。

やはり「デジタルフォト」ジャンルの新設を強く希望します。

日々の自分の撮影した写真をブログにアップすることは、もっともっとメジャーになっていくジャンルだと思います。 広告主からみてもそのほうがずっと魅力的だと思いますよ。

 

EF300mmF2.8L IS

 

日曜日の木場公園の桜。

桜はほんの一分咲きだったが、花見客は大勢いました。

バーベキューの煙でむせかえるほどw

 

328で花を撮るのは結構楽しい。

背景がとろとろにボケてくれる。

でも、人が多いと、「なにこの人?ばかでかいもんぶら下げて・・」という視線が気になる。

最近、そんな視線のいなしかたがわかってきた。

「オレはカメラマンじゃ」と思いこんで視線が合わない限り完全に無視すること。

なりきってしまうと、ふつうにスルーしてもらえます。

命日

18年前の今日、友人が死んだ。生きていれば40歳。「ボクも40になりましたー」って人なつっこく笑ったことだろう。 「死んだら負け」と自分に言い聞かせて生きてはいるが、自分の意志であれ偶然の事故であれ、死んでしまった者の記憶を思い返すとき、死者を敗者と位置づけてはならないと思う。

EF300mmF2.8L IS

 

K君にこの花を贈ります。似合っているとはとても思えませんが。