リフレクションズ~光芒
135mmF2Lのボケ加減を使った例。
EF135mmF2L
皇居のお堀に太陽が反射し、樹木の下にひっそりと咲いた花を照らした。
草むらを通過した光が、真円ではなく草木の形を描く。
なんだかわけのわからない幻燈会のよう。
EF135mmF2L
「このレンズでしか撮れない写真がある」
Ef135mmF2Lも間違いなくその一本。
328、218をはじめ、望遠大口径単焦点Lにはその価値あり。
リフレクションズ~陽だまり
reflection
━━ n. 反射(光,熱); 反響(音); 反映, 映像; 生き写し; 反省, 熟考 ((on)); (熟慮の結果の)意見, 感想; 非難, 恥辱 ((on)).
反省、熟考、非難、なんて意味があるのは知らなかった。
EF135mmF2L
緑のステージの上の、木漏れ日のスポットライト。
EF135mmF2L
草から顔を出した別の草。
ところでメールありがとうございました。今日はまとまらなかったので、近日中に。
リフレクションズ~水面
水面は鏡となってさまざまなものを映し出す。
ありのままに対象を映す完全な鏡ではないのが面白いところ。
EF135mmF2L
雨上がりの浜町公園。
ほんの小さな水たまりが公園のベンチを映す。
EF50mmF1.8
新緑の光の成分が水面に作る造形。
影でもなく、実体でもない。
江戸橋の高速ガード下にて。
EF50mmF1.8
朝陽と水面からの照り返しが橋の手すりを照らす。
EF300mmF2.8L+EX1.4II
アメンボウたち。
小さな生物なのに、その軌跡は明瞭な波紋となって描き出される。
泡箱や霧箱の原理に近い?
千鳥ヶ淵にて。
リフレクションズ~影・樹木
入り口で門番がナイフで影を切り取る。
自分の中で、「影」にはそのイメージがまとわりついている。
人の影は人とともに旅することができるが、樹木の影は樹木と同じく、基本的には一箇所で生涯を終える。
日付は違うが、すべて皇居周辺で撮影。
EF50mmF1.8
石垣に落ちた影。
石垣、樹木、一日という3つのサイクルの違う時間が織りなす絵。
同じ場所に同じように落とされていた影だが、一度として同じ影ではなかったのだろう。
EF50mmF1.8
影はもう初夏の濃さ。
レタッチのせいもありますが・・・
EF50mmF1.8
アスファルトのざらついた表面に落ちた影。
影とは、光の相補概念であり、物体の輪郭のみを抽象化するのものであり、その輪郭すらぼやけてしまうあいまいさを持つ。
EF50mmF1.8
長く伸びた影。
広々とした都心の贅沢な空間の、自然のギャラリー。