枝~桜のある風景(4)
枝ぶりと背景をうまく合わせることが桜フォトの重要な要素であることを痛感。ごちゃつかせず、色のグラデーションがきれいで、前ボケ後ボケをうまく使うこと。なかなかうまくはいきませんが、とりあえず今回のお気に入りの2枚を。
EF135mmF2L
枝垂れ桜。
かなり小ぶりな木だが、拡大すれば別世界。
背景の青緑は実はフェンスの支柱。135F2の威力でボケきっていい感じ。
EF135mmF2L+Ex1.4L
林の中の薄暗い部分を背景に。
花の咲き方がサクランボのように放射状になっている。
まあサクラなので当然ですが。。
日常の非日常~桜のある風景(3)
都会の中であっても、桜は生活に埋め込まれている。
桜の開花は、春を迎える儀式。
花が咲き、木々が緑になり、そして新しい季節を迎える。
一瞬だけ咲く桜は、日常に埋め込まれた非日常。
EF135mmF2L+EX1.4II
道路、川、桜。
「日常非日常化桜」の典型。
もはや「ありふれた非日常」である。
EF135mmF2L+EX1.4II
桜と赤信号。
かなりレタッチ。彩度最大。ここまで強調すれば非日常。
可憐~桜のある風景(2)
いまさら言うまでもないが、桜の花は可憐である。
以前にも書いたが、開花する期間が短くて、老醜をさらすことがないからだと思っている。
最初は嬉しくてパチパチやっているのだが、桜のアップを撮るとセンスのなさを思い知る。
撮ってみただけですが、桜に免じて。
EF135mmF2L+EX1.4II
太い幹から出た小枝に咲いた花。
樹木という存在のフラクタルな成り立ちの象徴。
結構よく見かける。カメラマンがいる場合、ほぼ間違いなく撮られている風景だ。
EF135mmF2L+EX1.4II
桜の花の柔らかさと可憐さが表現でいている・・・かどうか。
地上の花~桜のある風景(1)
今日からしばらくの間、桜特集。
4月9日の満開の桜とその風景です。
今回、EF135mmF2L+EX1.4IIの組み合わせを初めて使用。
画質もさほど低下せず、結構使える組み合わせです。
EF135mmF2+EX1.4
桜は花びらとして散るものだとばかり思いこんでいたが、そうではなかった。
椿のように、花の形を保ったまま、ぽとりと落ちた桜の花。
万博世代の自分にとっては、日本館を想起させる。
木場公園近くの橋のたもとにて。
EF135mmF2+EX1.4
まるで地面に花がさいたかのよう。
草の緑も春色である。
根を生やす
地上の植物は場所を移動することができない。
彼らの生命の営みは、ごく一部を除いて同じ場所で行われる。
EF50mmF1.8
浮き出た木の根。
木々は空気の空間だけでなく、土の空間にもしっかりと枝をはっている。
EF50mmF1.8
上の写真の隣の木の下で。
ぽとりと落ちた椿が、木の形を描いていた。