↑東京カウンセリング・オフィスさんのホームページより画像を引用させていただいております。
↑これまでの自律神経の考え方。交感神経(活発モード)と副交感神経(低調モード)の2種類であると考えられていた。
↑新しい自律神経のとらえ方(ポリヴェーガル理論)。「交感神経(活発モード)」「腹側迷走神経(リラックスモード)」「背側迷走神経(シャットダウンモード)」の3つがある
↑一時的なストレスに対する自律神経系の反応として、「腹側優位(安心)」「交感神経優位(戦う・逃げる)」「背側優位(凍りつく)」がある
↑自律神経の変動グラフ。3つの状態を自動的に切り替えながら身体のバランスをとっている
↑怒りっぽく攻撃的な人のグラフ。交感神経系が活性化されて、闘争/逃走の反応をしてしまう
↑シャットダウン(凍りつき)しがちな人のグラフ。不動化/凍りつきの反応をしてしまう
↑腹側迷走神経を優位にして、安心・安全の領域(耐性領域)にとどまることを心がける
私たちは、生まれ育ってきた環境や親からの影響によって、「自分はこうあるべき、こうでないといけない」といったイメージが自然とできてしまいます。
「自分はこうあるべき、こうでないといけない」というイメージと、現実の自分が合っていないと、脳がそのイメージのずれを「脅威」と感じて「戦う、逃げる、凍りつく」という反応になって出てきてしまうのだと思います。
でも、いつも脅威-防御システムが作動してしまうと、心も体もまいってしまいます。
なので、「自分はこうあるべき、こうでないといけない」というイメージをゆるめていって、そのままの自分、ありのままの自分でいいんだよ、と自分自身に寄り添ってあげる。
それが「安心、安全」の領域にとどまることであり、それを後押しするのがセルフ・コンパッションなんだと思います。